クレーン運転士

クレーン運転士

  • 投稿日:2016/12/09
  • 更新日:2017/02/09

目次

    クレーンを操作する資格は大きく分けて、「クレーン・デリック運転士」と「移動式クレーン運転士」があります。こちらは国家試験を受験して取得する資格であるため、仕事のスキルアップや転職にも役立つ資格です。
      
    クレーン運転工の平均年収は400万以上(平成27年度厚生労働省賃金構造基本統計調査)と日本の平均年収とほぼ同じですので、クレーンの仕事に興味のある方は、試験を取ることも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

    ☆車サイズ

    クレーン運転士の資格は8種類あり、資格によって運転できるクレーン・デリックが異なります。
      
    ・クレーン・デリック運転士免許(限定なし)は全てのクレーン・デリックを運転できます。
    ・クレーン・デリック運転士免許(クレーン限定)はデリックの運転のみができません。
    ・クレーン・デリック運転士免許(床上運転式クレーン限定)5t以上の無線操作式クレーンとデリックの運転はできません。
    ・床上操作式クレーン運転技能講習は5t以上の無線操作式と床上運転式のクレーンとデリックの運転はできません。
    ・クレーンの運転の業務特別教育は5t未満のクレーンなら運転できます。
    ・移動式クレーン運転士免許は全ての移動式クレーンを運転できます。
    ・小型移動式クレーン運転技能講習は5t未満の移動式クレーンを運転できます。
    ・移動式クレーン運転の業務の特別教育は1t未満の移動式クレーンを運転できます。
      
    取りたい資格によって、手数料も違いますので、事前にしっかり確認しておきましょう。

    ☆取得条件

    クレーン運転士免許を取得するための条件は本人確認証明書を持っていくだけで、他は特にありません。年齢や性別も不問です。本人確認証明書というのは、本人の氏名、生年月日、住所を確認できる書類で4種類あります。
      
    1.住民票又は住民票記載事項証明書
    2.健康保険被保険者証の写し(表裏)
    3.労働安全衛生法関係各種免許証の写し(表裏)
    4.自動車運転免許証の写し(表裏)
      
    上記のいずれかが必要です。これ以外にマイナンバーなどの氏名、生年月日、住所を確認できるものがあれば、その写し(コピー)でも可能です。マイナンバーをコピーする際は、個人番号の記載がありますので、そちらの面はコピーしないように気をつけてください。氏名、生年月日、住所が確認できればそれ以外の情報は必要ありませんので、その3つが分かるようにコピーしましょう。

    ☆取得方法

    クレーン運転士を取得するには、取る資格にもよりますが、主に学科と実技が必要になります。クレーン・デリック運転士免許の場合の試験科目も学科と実技が必要です。
      
    学科試験は「クレーン及びデリックに関する知識」「関係法令」「原動機及び電気に関する知識」「クレーンの運転のために必要な力学に関する知識」の4つの科目それぞれ10問ずつ合計50問ほどの問題があります。試験は筆記試験です。
      
    実技の方は「クレーンの運転」と「クレーンの運転のための合図」の2種類があり、安全・性格に運転できるか、クレーンを動かすための確認作業を怠っていないかなどを判定します。実技試験は、実践経験がないと難しいため、どこかの教習所で練習の機会がある方が確実です。

    ☆免許取得の流れ

    免許を取得するために、まずは受験申請書を用紙、作成します。この受験申請書は各地の受験申請書取扱機関から無料で受け取ることができます。郵送も可能ですが、有料(1部250円)です。
      
    受験申請書を作成し、試験の手数料を支払った証明書(振替払込受付証明書)と証明写真の3点を各安全衛生技術センターへ提出します。提出方法は、直接窓口に持っていくか、郵送の2通りがあります。それぞれ受験の第一希望日の2ヶ月前から受付していますが、窓口の場合2日前、郵送の場合は14日前の消印が有効になりますので、余裕を持って提出しましょう。
      
    書類を提出すると受験票が届きますので、試験の時に必要になりますので大切に保管してください。(10日過ぎても届かない場合は連絡が必要です。)
      
    試験を受け終わると、発表日に合否の結果が郵送でとどきます。

    ☆必要費用・用意するモノ

    受験に必要な費用は、学科試験は6800円。実技試験は「クレーン・デリック運転士」の場合11100円、「クレーン・デリック運転士」の場合11100円が必要です。受験申請書を提出する際に、この手数料を支払った証明が必要になります。支払い方法は、受験申請書に入っている振込用紙を最寄りの郵便局か銀行の窓口に持って行き、振り込みの手続きを行います。手続き後、証明書を所定欄に貼り付けます。銀行の振り込み手続きにかかる手数料は本人の負担になりますので、ご注意ください。また、受験予定の安全衛生技術センターの窓口へ直接持参すると現金で支払うことができ、手数料はかかりません。
      
    申請するときに必要な証明写真にも規定があります。サイズは36mm×24mmのサイズで6ヶ月以内に撮影したもの。さらに写真の裏に剥がれてしまった時の紛失防止のために裏面に氏名と試験の種類も書いておきましょう。写真については、顔が小さすぎたり、帽子やサングラス、ボケていたりするものは認められませんので、必ず本人が確認できる写真をとるようにしましょう。

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