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トラックドライバーは熱中症に注意!いますぐ対策を
- 投稿日:2017/07/29
- 更新日:2021/09/07
目次

トラックドライバーはひとりで仕事をすることが多く、気づかないうちに無理をしていることがあります。
特に夏の暑い時期には車内にいる時間が長くなれば、水分不足になりやすく、熱中症を発症してしまうリスクが高まる傾向があるので注意が必要です。
同じ姿勢で長時間運転するときも、適度に休憩をとるなどの対策を考えておきたいものです。
重症化すれば、命にもかかわる怖い熱中症。日頃からどんな対策をしていけばよいのでしょうか。
なぜトラックドライバーは熱中症になりやすいのか
トラックドライバーの仕事はさまざまです。
作業内容によって熱中症対策に工夫をする必要があるといえるでしょう。
荷物などを配達している宅配便のドライバーの方は頻繁に車内から荷物を降ろし、届けた後、車内へ戻り次の配達先へ急ぐということをくり返し行います。
特に真夏での宅配の場合は、トラックの中はエアコンが効いていても、すぐに停車し荷物を運ぶので、大きな温度差が体に与える影響は大きいものです。
そのため、大量に汗をかきやすく水分不足で脱水症状を起こし、熱中症になりやすい傾向があります。
できるだけエアコンを使わずに運転中は窓を開けて外気の気温に体をあわせておく、涼しい場所で休憩をとることが熱中症対策になります。
水分補給も忘れずにしましょう。引越しのトラックドライバーにも同じような対策が有効といえます。
気をつけたい熱中症の症状と対策
熱中症の症状は、気づかないうちに重症化することがあります。
熱中症の典型的な症状を知っておくことで、実際に熱中症が疑われたときにどのような応急処置や対策が必要なのかが分かります。
なんとなくおかしいと感じたら、早めの処置が大切です。
熱中症の初期症状としては、めまいやたちくらみが多いとされています。
また、足がつったり、汗がとぎれなく出てきて止まらないという症状も見られることがあります。
このような症状があらわれたら、すぐに風通しのよい場所で安静にして、水分や塩分を補給しましょう。
休憩しても頭痛や吐き気がするときは要注意です。
さらに熱中症が重症化するとけいれんなどが起こることがあります。
そのような症状がでたら無理をせずすぐに病院に行ったり、必要に応じて救急車を呼んだりしましょう。
車内ではかくれ脱水になりやすい
トラックドライバーの方で長距離を走るときに気をつけたいのが、かくれ脱水症状です。
特に夏はエアコンを使用するため車内が乾燥します。
さらに、シートベルトで体を締めつけたまま長時間同じ姿勢で運転することで、ストレスを感じることもあるでしょう。
車内が乾燥していたり、運転に集中して緊張していると汗をかいていても気づかないこともあります。
そのため、知らないうちに脱水症状を助長し、熱中症を発症する可能性があるのです。
渋滞で予定の時間に遅れる可能性があると、トイレに行く時間も惜しくて水分の補給を怠りがちになることもあるかもしれませんが、熱中症対策としては望ましくありません。
大切なのは、水分補給です。車内に経口補水液やスポーツドリンクなどを入れたクーラーボックスを常備して、運転中に少しずつ飲むようにしましょう。
さらに、休憩時には外でストレッチなど軽い運動をすることも対策として有効です。
熱中症対策は普段の健康管理から
トラックドライバーの熱中症対策は、仕事中の適度な水分補給と休憩が欠かせないといえます。
また、熱中症の初期症状を知っておくことで、体調の変化を感じたらすぐに有効な対策をすることができます。
トラックドライバーは体力や集中力が必要な仕事です。安全運転を心がけるためには疲労を持ち越さないように十分な睡眠をとることが大切です。
連日の熱帯夜でよく眠れない、ということは避けたいものです。
さらに、下痢や発熱など風邪気味のときには無理をしないようにしましょう。
夜にお酒を飲みすぎると利尿作用のため、脱水がすすむので注意しましょう。
また、朝食をしっかりとることを習慣化するのがおすすめです。
普段からのちょっとした生活習慣を見直し、健康管理に気をつけるだけで熱中症対策になります。
熱中症は自覚症状がないまま脱水症状がすすむことで起こるため、トラックドライバーの仕事をしている方は意識して対策をする必要があるといえるでしょう。
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