
日々トラックを片腕として生活の糧を得ているドライバーにとっては、トラックの特徴や性能が自分の仕事の効率や安全性を左右することを常に感じているのではないでしょうか。自分の仕事で載っている車を隅々まで知り尽くすことだけでなく、世の中にどんな性能のトラックが出回っているかを知っておくのもプロの勉強の1つ。
ここでは、いすゞ・ギガの特徴について詳しく解説します。
いすゞ・ギガ、その特長とは?
トラックメーカーとしての一流メーカーのいすゞは、ディーゼルエンジンの技術の高さに定評があります。
ギガは、そんないすゞが生産・販売する大型トラックシリーズで、ラインナップは4種類。
なんとディーゼルエンジンの技術の高さから5つ星のトラックとされています。
5つ星のコンセプトとは「快適な運転環境の実現」「低燃費の追求」「トータルセーフティの追求」「すぐれた積載性・連結性」「情報通信による遠隔モニタリング」の5つです。
すなわち、運転しても疲れにくく快適で効率的な運転環境、風の流れまで考えられたフォルム、燃費性能を追求した低燃費ディーゼル・D-COREの搭載、ミリ波レーダーとカメラが車両の前方を検知・分析して衝突を回避または衝突時の被害を軽減、すぐれた積載性を実現する軽量シャシ、情報通信によって走行中の車両のデータを常にモニタリングできるなど、多くの技術力が活かされたモデルとなっています。
いすゞ・ギガの持つ安全性能とは?
いすゞ・ギガの持っている安全性能としては、まずミリ波レーダーとカメラとの2つを使った二重検知のシステムです。
前方の障害物や車間距離を検知して、車線の逸脱に警報を出したり、ブレーキや車両の姿勢の制御を行ったりします。
追突の恐れが出てくるとドライバーに警告し、まず弱い段階からブレーキが作動します。
追突の恐れが強まれば警報とともに作動するブレーキが強くなっていき、できる限り衝突を回避するのがプリクラッシュブレーキによる衝突回避支援機能です。
プリクラッシュブレーキのもう1つの働きは、衝突を避けられなかった場合にできる限りその衝突を軽減しようとする衝突被害軽減機能です。
ドライバーにブザーで警告し、ブレーキの作動によっても衝突が避けられないと判断されると、強いブレーキが作動して追突の衝撃を軽減します。
いすゞ・ギガの持つ快適性能とは?
いすゞ・ギガの持っている快適性能としては、何といっても運転環境が快適であることがあります。
運転スペースには圧迫感がなくゆとりがあり、スイッチや機器類は視認性が高く、操作がしやすいデザインです。
使用頻度の高いスイッチ類はメーターやインパネの周りに集約しており、効率的で安全性の高いゾーン配置にしています。
また、長時間の運転でもトラック運転手の疲労が軽減されるよう、運転席の座席シートに大型ヘッドレストが採用されているほか、細やかな工夫が凝らされています。
ホールド感・安定感のあるクッション材が使用され、表皮は通気性を高めるためにメッシュ地となっています。
アームレストは無段階で調整することができ、ドライバーそれぞれの快適な位置に設定可能です。
そして、寒冷な季節もシートヒーターが設定されているので、温かく快適に過ごせます。
いすゞ・ギガにはどんなバリエーションがある?
いすゞ・ギガの製品ラインナップには、カーゴ、Gカーゴ/Gカーゴクール、トラクタ、ダンプ・ミクサと、4つのカテゴリがあり、その中にさらなるバリエーションが揃っています。
例えば、カーゴにはキャブ、ルーフの違いだけでも4つのバリエーションがあり、さらに輸送する重量や容積別に6×2車、8×4車、6×4車(低床車)、6×4車、F×2車、4×2車と、さまざまなタイプを選べます。
どのバリエーションも、ギガの持つ特徴の備わった優秀なモデルばかりです。
それぞれの職場で活躍するタイプは異なってくるので、そのうえでさらに何を重視するかを考えると、自然と選ぶタイプが決まってくるでしょう。
最大積載量、積載のしやすさ、運転時の安定性などを考え、必要に応じてオプションやアクセサリーなども活用してみましょう。
ジョブコンプラスDは、トラックドライバー・タクシードライバーをはじめ、
配送ドライバーやバスドライバーなど、運送・物流業界の求人を多数掲載!
大型トラックを運転して資材・食料品・自動車部品等の配送や、
中型トラックでカゴ台車を配送したり決まった店舗にルート配送する仕事など、
運ぶモノや職種を細かく指定することも可能。
また、小型トラックや軽自動車での配達ドライバーとして個人宅へ宅配する仕事もあります。
さっそく自分に合う仕事を探したい!まずは色々と役立つ情報だけを集めておきたい!
仕事探しをさらに充実させるためにジョブコンプラスDをお気軽にご利用ください!