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タクシードライバーの年収ってどうやって決まるの?
- 投稿日:2016/12/09
- 更新日:2021/09/07
目次
タクシードライバーの給料にはどんなイメージを持っていますか。「年収は低いの?高いの?」「一般的なサラリーマンと比べてどうなの?」と分からないことだらけだと思います。そこで、今回はタクシードライバーの給料が実際どれくらいで、どのようにして給料が決まり、年収を上げるにはどんなことに気をつければ良いのかをご紹介します。
☆年収は300万から600万以上まで
大体のタクシードライバーの年収は平均で450万といわれています。都市部や郊外、その土地柄によって上下はしますが、大よそこんなものです。ただ、普通のサラリーマンの違うところは完全歩合制という点です。仕事をすればするほど給料が上がるという点では魅力的ですよね。
しかし、なぜここまで年収に差が開いてしまうのでしょう。実は、タクシードライバーの平均年齢は55歳前後です。退職後、やることもないからとタクシードライバーになったり、年金をもらっていたりする方が多くいるのです。ですから、その方々は必死になってお客さんを乗せる必要はありません。のんびり乗せたいときに乗せながら仕事をするという感じなので、給料も低くなります。
☆若者の方が稼ぐことができるカラクリ
平均年齢が高いタクシードライバーとはいえ、若いドライバーもたくさんいます。そして、若いドライバーは稼ぐ意欲もあるため、年配のドライバーよりも稼いでいる場合が多いのです。また、若いと体力もあるため長時間働くこともできるので、それだけお客さんを乗せる確率も上がります。
サラリーマンであれば年功序列の場合が多いので、年配者の方が仕事量も少なく、給料が高い一方、若者は仕事量の割に給料は少ないことになりやすいですが、歩合制ではそうならないので、頑張った分だけ返ってくるのは良い点です。さらに、若いと行動も積極的な人が多く、客待ちをする仕事場の数がどんどん増えていくという傾向もあります。
☆所属会社による違い
タクシー会社はたくさんありますが、大手と中小との差など、会社によって違いがあります。まず、大手であれば、いつもその会社のタクシーを利用するという固定客や法人客がいます。法人であればタクシーチケットというものがあるので、優先的に乗ってもらえることが増えるでしょう。また、タクシーチケットを使う場合は長距離の場合が多いので売り上げにかなり影響します。ただ、大手の場合は規則など、厳守しなければいけないことが多い場合もあるので、自由度の点では中小の方が良いかもしれません。
次に、売り上げに対する給料の割合です。全国平均では、売り上げの約5割が給料となるのに対し、都心部などでは6割と高めのところが多いようです。これも、土地と会社によって様々ですのでタクシードライバーとして就職するときは会社選びをしっかりとしなければいけません。
☆稼ぐための勤務体系はどうするべき?
タクシードライバーには、日勤・夜勤・格勤という3つの勤務体系があります。それぞれ、日中、夜中、1日働くということですが、この中で稼ぐことができるのはやはり1日働く格勤です。
タクシードライバーは月11日~13日の勤務と決まっているので、日中と夜、それぞれの客を獲得できるように1日まとめて働く方が効率は良いでしょう。また、夜は料金が割増になるので同じ距離でも売り上げがアップします。さらに、終電を逃した人などある程度の人がタクシーを利用するので安定的に稼ぐことができるでしょう。稼ぐ人は1回の勤務で5万円の売り上げを出している人もいるので、夜働くことは効率的です。
年収600万円以上を達成するドライバーの多くはこの1日働く勤務体系、もしくは割増になる夜に集中的に勤務しています。月に20日ほど休みが取れて年収600万円であれば、ある程度自由に遊ぶ時間もありますし、魅力的です。ただ、ずっと運転していれば疲れてしまいますし、夜勤ばかりも体調面では心配です。勤務体系が自由だからこそ、無理せずに自分のできる範囲での勤務で稼ぐと良いでしょう。
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