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タ行 ドライバー用語集

  1. 英数
低温倉庫

野菜や、季節で旬がある作物は、季節外になると収穫量が減り、価格が高騰します。そこで、低温倉庫を使うことにより、作物の鮮度を失うことなく保管できます。低温倉庫の中の温度は-10度以上常温未満の温度で湿度も75~80%を維持しまま保管出来る倉庫です。また、元々は米を保管する倉庫だったのですが、季節のずれ等での作物の鮮度を失ったり、生産量が伸びない事が原因で作物の価格の変動がありますが、一定の温度、湿度で保管できることにより、価格の変動も落ち着き、品物を買う消費者に対しても安定した供給が可能になりました。
野菜などだけではなく、海産物等の保管が難しかったが、低温で保管することにより、鮮度を保てるようになりました。

縦持ち輸送

縦持ち輸送は、主に高層ビルなどで階を超えて輸送することです。小さな荷物でも、荷物を持ちながら上り下りするのは体力を要しますし、手間や時間がかかるのが特徴です。なので体力が低ければ更に効率が悪くなるので、筋力トレーニングなどの対策は必要です。
高層ビルということで、建築現場における場所指定納品に多いです。時には大きな建築資材も運ぶ必要があり、持ちにくい物や形状が長い物など様々です。注意しなければならないのは、長い資材を運ぶときに壁や人を傷つけないことです。荷物が人や壁に当たって傷つければ賠償責任にもなってきます。また、建築資材であれば大量に輸送する必要が出てくるので台車などを効果的に使って効率良く運ぶ必要があります。

付け待ち

『付け待ち』とは、タクシーの営業方法のひとつです。駅やホテル、オフィスビルなどタクシー乗り場に順番にならんでお客さんを待つ営業方法のことを言います。これと対になる言葉に、『流し』があります。これはタクシーを走らせながら公道上でお客さんを見つける営業方法を言います。流しはずっと運転し続けるので集中力や緊張感を維持しなければならず体力的にきつい面があります。それに比べ、付け待ちは同じところで待っているだけなので体力的に楽な面があります。ただ待ってばかりだと営業収入が悪くなってしまうので、流しもからめて効率よくやらないといけません。新人のときは付けて待たずにずっと流しをするように言われます。道を覚える意味もあります。

突入防止装置

突入防止装置とは、追突事故で車を守るための装置です。大型トラックなどに追突してしまった車の車体前方が、追突された車へ著しい突入することを避けるための構造を指します。追突された車両、追突した車両の双方の安全を守る装置です。車両の前と後に取り付けられている横棒タイプの装置で、前側をFUPD、後側をRUPDといいます。
国土交通省から発表された道路運送車両の保安基準の細目を定める告示によって、車両総重量など様々な段階ごとに基準が明示されており、該当車両ごとで地上からの高さや取り付け位置が異なっています。万が一の事故の際に、車両の安全性に直接関わる装置であるため、車検や定期点検によるしっかりとした確認が必要です。

道路特定財源

道路特定財源とは道路の維持・整備に必要な財源を確保する為に、受益者負担に基づき作られた目的税(特定財源)です。受益者負担とはサービスによって利益を受ける物(受益者)が、利益に見合った金額を負担するという考え方です。この考えに基づき、道路を利用する機会の多い自動車利用者に税金を負担してもらう仕組みです。財源に充てられる税金としては揮発油税・地方道路税・石油ガス税・軽油引取税・自動車取得税などがあり、税金の使い道も道路整備などに限られています。このように使いみちが限定された税金を目的税、もしくは特定財源と言います。2001年から特定財源の見直しが進められ、2008年限りで道路特定財源は廃止され一般財源化されました。

道路運送車両法

自動車の所有、利用において深く関係のある法律の1つとして道路運送車両法があります。1951年に制定されており、ここでは、自動車、原動機付自転車、軽車両に対して、所有権の公証、安全性の確保や公害防止、環境の保全や整備、社会への福祉の寄与等に関しての内容が定められています。法律によって行政登録、民事登録、両方による効果を得ることができるようになっており、例えば、自動車使用の実態や盗難、車両保安確保の手段とできることや、自動車低当法の利用、所有権譲渡などができることになります。道路運送車両法では、車両の形態によっても詳細な規定が設けられていますが、検査や登録を義務付けていることで車両情報が把握できることになり、保険の締結や税の徴収にも活用されています。

動脈物流

消製品の材料を企業に供給したり、生産した製品を消費者に供給したりするなどの流れを動脈物流(arterial physical distribution)と言います。物流は、主にトラックや貨物、船舶、空輸などによって行います。この言葉は、「物の材料の調達と生産、製品の流通と消費」という消費のための物の流れを「人体で心臓から動脈を使って送り出される血液循環の仕組み」に例えた物流用語です。動脈物流では、原料や製品の温度管理や供給までの時間の制約や物流の効率化、コストパフォーマンスが重要視されます。これら物流の効率化やコストパフォーマンスの向上などは、輸送ルートの見直しや物流拠点の集約、輸送方法の見直しなどによって行います。

電子タグ

電子タグは、商品にその商品の情報を記録しているICチップを取り付け、電波や磁気を使用し情報を読み取ることができる電子荷札のことです。
電子タグには特徴があり、離れた場所からでも読み取ることが可能なので、短時間で大量のデータを読み取ることができます。また、タグの形状を小型化・薄型化などの様々な形状に加工することができることから、取り付ける対象物がどんな形状をしていても取り付けることができます。チップには、対象物のデータを格納するメモリがあり識別番号のみならず、対象物の詳細情報までも書き込むことができることから、バリエーションも豊富にあり、使用用途に応じて使い分けすることができます。さらに、セキュリティ強化も可能なことから需要が高いです。

点呼

大切な品物を運送するドライバーさんが安全に運転出来るかを調べる必要があります。運送に出発してから突然の病気で事故に遭ったり、飲酒運転で通報されることを防ぐためにその日初めて運転するドライバーさんには運転前に点呼を義務付けられています。一般の点呼は、全員いるかの人数チェックですが、運送会社では、健康状態やトラックの点検報告、酒気帯びの有無を調べます。もし怠りドライバーさんが事故を起こした場合、不十分という理由で会社が罰せられることはありません。しかし、大切な品物の到着日数が遅れたり、何よりもドライバーさんの安全を守るために義務付けられています。責任もって運送する上での健康チェックの必要性はとても重要だと言えます。

定温倉庫

定温倉庫とは温度や湿度の変化によって、品質が低下することが考えられる物品を保持するために、空調設備などで一定の範囲の温度(一般的に10℃から20℃)と湿度を維持し、品質を保管できる倉庫をいいます。お米やフルーツ、生鮮野菜やワインなどの物品が挙げられます。長期保存が可能なこの倉庫が普及したことで、季節性があるために季節外では流通しないことで価格変動が激しかった商品の価格が安定し、消費者に安定供給できるようになりました。営業倉庫においては普通倉庫に分類されます。冷蔵しなければならない物品を取り扱う時に用いるのは冷蔵倉庫で、冷蔵倉庫は倉庫業法規則では10℃以下と規定されているため、定温倉庫とは似て非なるものです。

低公害車

低公害車とは、二酸化炭素など大気を汚染する物質を排出しづらい、もしくは排出しない自動車を指します。普及する事によって大気汚染などの環境問題の対策になるため推奨されており、エコカーという名前でも親しまれています。
低公害車に分類される自動車としては、化石燃料などを使わない電気自動車、動力源を複数持ち高い燃費効率を持つハイブリッド自動車、ガソリンを使わず水素を燃焼させることにより動力源とする水素自動車などが存在します。大気汚染が発生しづらいという特徴に加え、振動や騒音などが発生しづらい車も多く、複数の環境問題に対応できる仕組みになっています。普及するにはコストが高いという欠点もありますが、エコカー減税をはじめとした購入補助、減税措置などが作られるなどして対策がとられています。

中継料

長距離での引越しでは、同じ方面の荷物をまとめて輸送する「混載便」というシステムがあります。混載便という方法で配送すれば、一件分の輸送費用は通常料金よりもお得になります。ただし混載便を使用する際には中継料という費用を請求される場合があります。日本全国各地へ輸送するには、荷物の受け渡しをする中継地点が幾つかあり、そこで人件費が発生します。運送業者の管轄地域外へ届ける場合や、届け先エリアにある宅配業者に委託する場合には手数料が必要となる場合があります。混載便においては、荷物がそろわないと輸送出来ないので手間がかかる、中継地点では手数料がかかる、配送が終えるまでの時間はかかるなどあります。手間やコストを低減させるには、様々な物流企業と契約を見直すとよいです。

中型自動車免許

中型自動車免許は平成19年の道路交通法の改正により最大積載量3トン以上6.5未満、乗車定員数11人以上30人未満(車両総重量5tから11t)の車両に対する免許区分として創設されました。運転できる車両で一般的なものとして車両総重量8t以下、最大積載量5t以下のいわゆる4tトラックがあげられます。また中型自動車免許には第一種と第二種の区分が存在し、マイクロバスなどで乗客を乗せて旅客自動車として運転する場合には第二種免許が必要となります。
免許取得のための条件として第一種は満20歳以上で普通車の運転経験2年以上、また二種の場合には満21歳以上で3年以上の経験を満たす事が必要となります。なお免許停止期間中は条件を満たすのに必要な運転経歴には含まれません。

地理試験

地理試験とは、タクシー運転者になるために必要な試験です。正式には「輸送の安全及び利用者の利便の確保に関する試験」といいます。
タクシー事業に係る法令、安全及び接遇の科目と当該地域の地理の科目の二科目を受けます。タクシー事業の法令、安全及び接遇の科目は45点満点のうち36点(80%)の正解で合格をもらえ、地理の科目は40点満点のうち32点(80%)の正解で合格です。タクシー会社では、新人教育のひとつに地理試験の合格カリキュラムを組んでいる会社が多くあります。専任講師による講義で試験のポイントなどを教えたり、独自の研修を行ったり、自社製の問題集を作ったり、各社が確実に合格させるために努力しています。

端末輸送

輸送は、まず大きく2つに分類することができます。一つは幹線輸送と言います。
幹線輸送とは、ある輸送拠点にそこが管轄するエリアの荷物を大量に集めます。そして、その拠点から別の拠点に大量輸送機関を用いて運ぶことを指します。例えば、注文を受けた品をまとめて、商店の倉庫から配送業者の配送センターへと輸送することが幹線輸送にあたります。このように一度に運ぶ輸送量を増やすことで、コスト削減を狙えます。一方で端末輸送とは、幹線輸送の両端末で小口の集荷、配送を行うことを指します。配送センターに集まった荷物は、それぞれの荷物の届け先である会社や個人へと振り分けられ、担当のドライバーが個別に送り届けます。これが端末輸送にあたります。

宅配便

宅配便とは、荷物を届けたいお客さんの依頼に応じてトラックなどを用いて運搬を行うサービスです。お客さんから集められた荷物は、一時的に倉庫に集められ、目的地別に仕分けが行われます。そして、行き先毎のトラックに載せ、目的地へ荷物を届けるのが一般的です。
宅配便のサービスを提供している会社は日本に多くありますが、会社ごとにサービスの内容は異なります。しかし、目的地まで迅速に届けなければならないという点からは、どの会社も注意を払っています。宅配の仕事はトラックへの荷物の搬入など、ドライバーが行う仕事は多く、お客さんとのコミュニケーションを取る力も必要とされているのです。そのため、ドライバーとして仕事をするためにはマナーも重要となります。

台切り

台切りとは貨物車のトラクタとトレーラーを切り離すことです。
トレーラーというのは運転席部分であるトレーラーヘッドと荷台部分である台車が別々になっていて、トレーラーヘッド側についている「カプラー」と、台車についている「ピン」を繋げることによって連結して走ることができます。そしてこの連結を切り離すことを台切りと呼ぶのですが、いくつかの手順を踏むことが必要です。簡単に説明すると、まず車の駐車ブレーキは必ずかけて確認して運転席から降りて、ヘッドの踊り場に乗ります。次に電源を供給しているコードを外していき、踊り場から助手席側に降りてハンドルを出します。そしてカプラーのロックを外して、運転席に戻りヘッドをゆっくりと前進させると切り離すことができます。

台車・トレーラー

台車・トレーラーとは貨物自動車の形態の一つで被牽引自動車とも呼ばれます。
台車・トレーラーはエンジンを搭載しておらず、牽引されるための構造だけを備えています。そのため輸送の際にはトラクター(牽引車)と呼ばれる車両に連結し牽引される事で輸送が可能となります。トレーラーには重量の一部をトラクターが支えその荷重を分担する構造になっているセミトレーラーやトレーラーが荷重をトレーラー自身ですべて支える構造となっているフルトレーラーなどの種類があります。また内部の居室にキッチン、ベッド、トイレなどの居住設備を備えたキャンピングトレーラーやボート等を陸地で輸送する際に利用されるボートトレーラーなど特定の目的のために使用されるものもあります。

台貫

台貫とはトラック輸送業界において、重さをはかるために用いられる大型のはかりのことを指します。別名で看貫ともよばれています。この大型の計測機械は、その主なものがセンサーにより作動する計量器であり、検出部は敷地や施設の道路などに地上固定され、台型をしています。また種類により埋込み式や、センサーではなく振り子式や手動のものも存在しています。
この台貫の仕組みは、車両を走らせ台に乗ることでその重量を測定を行います。主な目的用途は、トラックドライバーが出荷準備の際に総積載重量などをはかる際に使用するものです。またこの計測器は超過積載などを取り締まるために、警察の検問所などにもしばしば設置されて用いられることの多い計測器の一つとなっています。

出番

出番とは、タクシー会社およびその乗務員が使用する用語で、勤務日の事を指します。また、タクシー会社の営業形態にもよりますが、基本的にタクシー運転手の仕事は長時間勤務の事が多く、2日間分の労働時間を1回の勤務で消化する事が多いです。そのため、勤務した翌日は休日になる事が基本です。しかし、人数の関係などで出番の次の日も勤務する事もあり、その場合は明番と言われます。また、似たような言葉に相番というのもありますが、こちらは勤務形態ではなく、同じ車をシェアする同僚の事です。タクシー会社では、基本的にタクシー車両1台を、休みをずらした2人の乗務員で交互に使用します。自分が乗務した後は、車両を綺麗に洗車して相番の乗務員に引き継ぐのがマナーです。

出庫

出庫とは、倉庫から指定された品物を搬出する作業をいいます。この作業の中には、細かく分けると3つの作業が含まれています。一つ目として、ピッキング作業があります。これは、指定された品物や数量を記載した伝票を元に、倉庫内から該当する品物を選び出す作業になります。二つ目として、検品・検数作業があります。これは、誤って選び出している可能性を排除するために、伝票と実際の品物の照合を実施する作業になります。この作業により、誤った品物が搬出されることを防止します。三つ目として、搬出作業になります。これは、二つ目の作業で間違いがないと確認ができた品物を、トラックに積載し、倉庫をから搬出する作業になります。これらをまとめて出庫といいます。

トンキロ

貨物の輸送量を表す単位で、貨物の重量(トン)×輸送距離(キロメートル)で表されます。例えば10トンの貨物を50キロメートル輸送した場合、10×50=500トンキロとなります。
輸送車両や船舶のトンキロと実際のエネルギー使用量などを元に、二酸化炭素の排出量を計算する事が出来ます。同じ計算方法で算出することにより、例えばある企業で車両等設備の入れ替えによりどれだけ排出量を減らせたのか、コストがどれだけ抑えられたのかなど算出する事が出来ます。また、同じ計算方法を使用することにより、各企業の比較も容易であり透明性も保たれることとなります。世界的に地球温暖化が問題視され、二酸化炭素の排出量の削減目標が設定されている中、各企業にも削減を求められています。ISO取得などに伴い削減実績を計算する時など必ず必要とされる単位です。

トレーラー

トレーラーとは、荷台と運転車を切り離す事が出来る車を指します。トラクターにつなげて使用し、運転をする際には牽引免許が必要となるのです。大型車に搭載されている場合が多いですが、中型の車であっても牽引を行う事は可能です。トレーラーには荷物を大量に積載できるために、運送業では欠かせない存在となっています。トラクターの荷台と運転席は別々の扱いとなっているために、それぞれに異なるナンバープレートが付けられているのです。牽引自動車にはセミ・トレーラ方式とフル・トレーラ方式があり、日本では一般的にセミトレーラ方式が採用されています。トラクターがトレーラの重量の一部のみを支える運搬方法のため、効率の良い運搬が可能となるのです。

ドレージ

ドレージとは、コンテナを陸上輸送することを意味します。輸入の場合は、コンテナの搬入、保管、荷役などをする施設であるコンテナヤードから荷主の指定した場所まで20フィートや40フィートの大型海上コンテナに貨物を積めた状態で中・長距離輸送することをいいます。その際にかかる料金をドレージ料金といいます。輸出の場合はこの逆となります。
このような方法は海外から輸送されたコンテナから荷物を取り出す作業をせずそのまま目的地まで陸送できるため、スピーディかつローコストで荷物を届けることができます。ただし、料金はトラック輸送の料金とは異なる料金体制にて運用されていることが多いため、一般的に別途での見積もりが必要となります。

トランザクション

「トランザクション」とは、出荷指示や配達完了通知、あるいは品目ごとの入出庫データといった、オンラインシステムで取り引きされるデータの処理単位のことで、一連の処理を一つの処理単位としてまとめたものです。出荷業務を例に挙げると、コンピューター上で処理する場合、在庫照会や検品、売上伝票の発行と商品の出荷が同時に成立してはじめて、出荷したという処理がなされますが、在庫が無いのに売上伝票が発行されるなどがあった場合は、在庫が合わなくなるため失敗として処理されます。似たような言葉に「ダブルトランザクションシステム」がありますが、それは倉庫内のストックエリアとピッキングエリアのような、特性が異なるロケーションを組合せて、機能的に区分して管理し、出荷効率の向上を目的にしたものをいうので別物です。

トランサー

物流・運輸業界で使われる用語で、コンベアやフォークリフトなど商品を運搬する機材・機器の総称です。英語ではTranserと表記します。
物流は、今や企業の収益を左右する「キー・インダストリー」、カギとなる産業ともいわれています。それだけに、商品を扱う様々な場面で業務をより効率化することにつながるトランサーは、企業の業績に大きな影響を与えるものです。特に近年では、物流は国境を越え、例えば中国や中国プラス1からの商品の流通も盛んです。また商品の流れと情報システムとの連携も急速に進んでいます。さらにはネット通販の広がりも物流の世界に大きな影響を与えています。こうした動きに対応したトランサーの導入と活用が急速に進んでいます。

トラックターミナル

トラックターミナルとは、物流における様々な機能を有している施設であると言えます。その施設が持っている機能の一つが仕分けであり、各地域からもしくは各方面への荷物を分けていく仕事をしています。次に保有しているのが集約であり、色々な場所からの荷物をまとめていくという働きを行っています。つまり、小さな車両の荷物を大きなトラックにまとめて運んで再度小さい車に分けるということです。これを実施することによって、物流における効率化を図っている状態にあります。また、このような機能を保有していることから同施設は物流の拠点としての役割も持っていることになります。以上のことより、トラックターミナルは物流を支えている重要な施設であると指摘できます。

トラックステーション

トラックステーションとは、いわゆる営業用のトラックドライバーを対象として休憩施設となります。その施設には、運行管理センター(周辺のトラックステーションをネットワークで結び交通情報や気象情報を提供する情報提供施設のこと)が一体となって設置してあり、全国では公益財団法人貨物自動車運送事業振興センター主体となっているものとしては35箇所あります。基本的には全国の国道沿いにあり、一定数の駐車スペース、トイレ、仮眠、入浴、食事ができるよう展開しています。近年の傾向としては、コンビニエンスストアの増加やビジネスホテルなどの普及などにより福利施設が充実している。また、一般のクルマも利用可能となっているところがほとんどです。

トラクタ・トレーラーヘッド

「トレーラー」と「トラック」の違いとは何か。同じように荷物を運ぶ車ですが、構造的な違いがあります。トラックは運転席と荷台がつながっている車のことをいい、トレーラーは運転席と荷台が切り離せる車のことをいいます。この荷台を「トレーラー」、運転席を「トラクタ・トレーラーヘッド」と言います。‘トレーラー’は動力がなく、‘トレーラーヘッド’は荷物を積むことは出来ません。この‘トラクタ・トレーラーヘッド’と‘トレーラー’が連結されたものを「セミトレーラー」と言います。日本では最もポピュラーなトレーラーの形です。港で船に積み下ろされるコンテナを直接連結させられるので、運転手の負担が少なく、また荷物の積み替えがないので破損や盗難の被害がほとんどありません。「フルトレーラー」という言葉もありますが、これはトラックにトレーラー(荷台)を連結させた車のことです。

ドライブレコーダー

ドライブレコーダーとは、ドライブ中の映像を録画および保存する機能があり、この機能が基本的な機能となってきます。
そのほかの機能としては、録音機能、Gセンサー(加速度)記録機能、速度・GPSデータ記録機能や静止画撮影・静止画保存機能を装備しているタイプのものもあります。ここでは記録方法について詳しく解説してみたいと思います。記録の方法は2通りあるようで、1つめは常時録画タイプ、2つめはイベント記録タイプとなります。1つ目の常時記録タイプは、そのクルマが始動してからエンジンを切るまで録画を続けるというものです。もうひとつめというと、イベント記録となりますので、いわゆる事故などが起きた場合に録画を保存するというタイプのものです。

ドライコンテナ

ドライコンテナとは貨物輸送に使用される内部に物を詰める容器であるコンテナの一種で有蓋コンテナとも呼ばれます。
ドライコンテナは生活物資から工業製品まで幅広く利用され最も多く流通しているコンテナです。細長い箱型である事が多く、世界で流通しているコンテナもこの形状が多数を占めます。国内において流通している物では20フィートや40フィートのサイズが代表的です。また40フィートコンテナにはハイキューブコンテナと呼ばれるタイプのものがあり、通常の40フィートサイズの物よりも高さが1フィート(約30cm)高くなっています。ハイキューブコンテナは別名背高コンテナとも呼ばれ主に輸送用に使われますが倉庫での保管に用いられる場合もあります。

ドライカーゴ

ドライカーゴとは、「乾貨物」ともいい、通常貨物のことを指します。配送の際に、特殊な扱いや工業梱包を必要とせず、通常の配送ルートによって出荷することができます。配送されている貨物の大部分がこれに当たります。変わった名前の由来は、薬品や原油等のように、特殊な扱いや専用ルートを使用しなければならない貨物を、「液体貨物」・「非乾貨物」と呼ぶことに対して、何も必要としないこの貨物を「ドライカーゴ」・「乾貨物」と呼ぶようになったと言われています。しかし、この言葉の指し示す意味の範囲があまりにも広いが故に、貨物の詳細が必要となる現場では、貨物の特定をすることが難しくなる為、使用されないことに注意が必要です。

トップ便

配達業者は、決められた時間に配達をしますが、基本的に朝八時から夜の八時までとなっています。利用者は自分の希望する時間を伝え、配達業者がその時間帯に配達します。しかし、曜日や天候、その日の配達物の数、ルートの道路渋滞などで時間が前後したり、遅れたり早まったりします。そこで、誰も希望しない時間帯に配達を依頼する事が出来ます。それが、トップ便であり、主に早朝や深夜の時間帯に配達することになります。早朝、深夜は比較的道路の交通量も少ないため、希望の時間帯の配達が可能になります。また、身分を証明しなければいけない品物なのに日中仕事等で家にいない場合でもトップ便の時間帯なら受け取れる事もある方が利用します。

デリバリー

日本では一般的に、デリバリーをピザなど食事の「出前」の意味に使うことが多いですが、英語では赤ちゃんの「出産」、音楽の「配信」や電気の「配電」から、物流分野では「配達」や「運送」など、何かあるものを決められた目的地に届けるという行為に幅広く使用されます。物流に限ると、工場から倉庫、倉庫から卸業者や販売店、販売店から顧客へ物資を輸送することすべてがデリバリーとなります。従って、その手段は自動車だけでなく、自転車やバイク、鉄道や船舶、航空機によるものなども含みますが、国土交通省の調査によると、国内ではトラックのシェアが八割以上と高く、最も一般的な手段といって差し支えないでしょう。また、顧客要求の多様化により、輸送の小ロット化なども進行しており、環境問題などへの対応も含め、効率的なやり方が今後ますます重要となります。

デボ

デボとはフランス語で集積所、保管所、倉庫などを意味します。流通用語では商品を配送する際に拠点となるところ、つまり配送センターのことを指します。インターネットが普及することによってWeb上で商品を購入できるようになり、リアル店舗を持たないネットショップは、配送が売り上げを確保する上で重要な要素となっています。どれだけ早く、正確に、求める商品を提供するかが商売のカギです。例えばネット販売業の大手であるアマゾンは全国に多くの配送拠点を持っていて、商品の種類によって各配送拠点から商品を送っています。また、首都圏などでは注文当日に商品が届くシステムがあり、商品が手に入る時間が大幅に短縮され、リアル店舗との差を埋めています。

デバンニング

デバンニングとは、実入りのコンテナから荷物を取り出す作業の事を言います。他にも「デバン」や「バン出し」と呼ばれています。デバンニングの作業を行う場合には、まずコンテナの扉を開ける時に、シールを確認します。このシールとは、コンテナの扉に施錠されている封の事を言います。そしてそのシールが書類に記載されているものであると確認してから作業を行います。この確認は非常に重要であり、海上輸送中に時化などの影響を受けてコンテナ内にある荷物が荷崩れするのを防止するものでもあります。これらの作業を行う際には、扉を開けた瞬間に中の荷物が飛び出してくる可能性がある事を想定して行う事が安全性確保のため、必要になります。

デッドストック

デッドストックとはメーカーの倉庫や店舗などで、新品のまま売れ残ってしまった在庫のことです。例えば、製造業や小売業では季節商品や新製品などは商品原価の関係で大量に製造したり、たくさん発注したりします。そのため、メーカーでは在庫を多く抱えすぎて、原価を下げたり、店舗では返品ができず、多少値下げをしても売り切れないことになります。売れ残り商品が生じる原因としては製造計画の失敗や仕入れ量、売れ数の見込み違い、景気の悪化や天候不順、流行の見通しの誤りなどが挙げられます。デッドストックの処分法としては、大幅な値引きによる売り切りや福袋などの特売品としてのセット販売などがあり、最終的には廃棄処分となります。

デジタルタコグラフ

タコグラフとは、車両の運行状況を記録する計器であり運行時の走行スピードなどが記録されています。タコグラフは円形の記録用紙に記録されていましたが、それに変わってメモリーカードに電子的に記録できるようにしたものがデジタルタコグラフです。デジタルタコグラフからのデーターの取り出しはパソコンや専用のリーダーを使う必要がありますので、運転者による改ざんは行うことが難しくなっています。またデジタル化にともない、走行スピードやエンジン回転数、GPSによる位置情報、急加速や急減速などアナログ時に比較して多種のデーター取得が可能です。なおタコグラフの装備義務車両は国土交通省令の旅客自動車運送事業運輸規則や貨物自動車運送事業輸送安全規則に規定されています。

テールゲートリフター(パワーゲート)

テールゲートリフター(パワーゲート)とは、トラックから荷物を下ろす際に用いられるリフトのことです。
荷物を手で下すのはとても大変なことだし、落としたら危ない物もありますが、テールゲートリフター(パワーゲート)と呼ばれるリフトを使えばガスボンベ等の危険物、荷崩れしやすい物、タンスや冷蔵庫等の家具、家電製品、原動機付自転車等のバイクの様な手では下ろすのが難しい物や沢山の荷物を安全に下すことが出来ます。リフトの中にも、トラックからリフトを下ろす垂直式もあれば、アームを使ってリフトを下ろすアーム式と呼ばれる物もあります。垂直式はトラックの平ボディに付けられ、アーム式は垂直なレールを取り付けられないようなアルミ板やウィングに取り付けられることが多いです。

データーキャリア

データーキャリアとは、電波を使って固体識別やデータの送受信を行う事により、物流の流れを一元的に管理するシステムです。商品や車両に取り付けられた機械からの信号を受信してデータを読み取る機能を持つ物や、キャリアに情報を書き込むことが出来る物があります。
マイクロ波を使った高速通信システムを利用する場合には、データーキャリアへの多くの情報の書き込みが可能なため、荷物の仕分けの際により効率的な仕組みを利用できるのです。物流において自動化できる範囲が広まるというメリットがあり、一度導入してしまえば人件費などの経費を削減できるのも魅力の一つと言えます。利用目的によってキャリアの形状や利用コストがが異なるため最適なものを利用する必要があるのです。

ディーゼル車走行規制

ディーゼル車走行規制とは、環境に悪い物質を多く排出してしまうディーゼル車が走る事を禁止するという内容です。この規制は首都圏で主に実施されており、有害物質の発生が一定以上と認められた車については、猶予期間内に再発防止策を出さなければなりません。
ディーゼル車走行規制の基準に適合していない車の場合には、規制地域の中での登録が出来なくなってしまいます。更に、既に規制地域内で登録されている車の場合には、猶予期間を過ぎた後になると車検を受けられなくなってしまうのです。ディーゼル車を開発する自動車会社は、車が発生する有害物質の量を抑えるために工夫を行い、ディーゼル車であっても環境に悪影響を出さない車を開発しています。

ツーデフ

デファンレンシャルギア(通称デフ)は、エンジンの回転力を車輪に伝える装置です、車は前輪か後輪、または両方にデフを備えています。一般的な大型車は、重量を分散させるため後輪は2軸構造です。その両方にデフを備えているものを、ツーデフと呼びます。これに対して、どちらか1軸だけデフを備えているものは、ワンデフまたはシングルデフと呼びます。
ツーデフはワンデフより駆動軸が多いため、悪路走行性が良好なのが最大のメリットです。そのため道を選ばないダンプやミキサー車などに多く使われます。しかし2つのデフを備えているため車自体は重くなります。重いということは燃費悪化につながり、総重量の制限から荷物はワンデフほど積めません。

チルド食品

いわゆるチルド食品とは、加工食品のことであるが、凍結しない程度にてなるべく低い温度にて保存した状態で輸送および販売され、家庭では基本的に冷蔵貯蔵にて保存する食品のことである。よって、常温にて保存は難しく、腐敗してしまう。輸送時は冷蔵庫にて運ぶことが必須となる。
具体的な製品名としては、日本農林規格(JAS規格)から抜粋すると、「チルドハンバーグステーキ」や「チルドミートボール」などが挙げられる。ちなみに温度設定としては「氷結点を超え、5℃以下で保存」と規定されている。そのほかにも、スープ類、ヨーグルト、チーズケーキ、フルーツカクテルとさまざまな種類があり、流通面においても細かな温度管理が要求されるものなのである。

チャーター便

正式には専属輸送というチャーター便は、通常トラック1台を丸ごと貸し出すサービスです。軽トラックをはじめ、小型から大型トラック、トレーラーやコンテナなど様々な種類がありますので、荷物の重さなどによって選択することが可能になります。また、運輸会社も配送コストに占める人件費が高いため、経費削減となるケースもあるなどメリットも大きいです。
チャーター便の荷主側のメリットは、トラック1台を貸し切りにて利用できるため、荷物の積み替えが必要なく荷崩れや紛失などのリスクは低く安心できます。また、すべてが自分の荷物であるために梱包せず運送することが可能になるため、梱包費用がかからないなど配送コストが安くなることが挙げられます。

ダンプブレーキ

乗用車には、二つのブレーキがあります。一つが足で行うフットブレーキ、もう一つが停車させる時に使うサイドブレーキです。そして、フットブレーキは多くが油圧式で、足で踏み込む力を利用しています。サイドブレーキでは、油圧などが働かなくても作動する様にワイヤー式になっています。
大型ダンプにはダンプブレーキと呼ばれる特殊なブレーキが装備されています。その理由は、乗用車に比べて何十倍も重い車重を制動させなくてはいけないので、足で踏み込むフットブレーキでは心許ないのです。そこで二つのブレーキが装備されています。一つがエアーブレーキと言うもので、空気の圧力を利用して制動します。大型車が停車時にプシュっとなるのはそのためです。もう一つが排ガスブレーキで、エンジンブレーキの掛かりにくいディーゼル車でも排気弁を強制的に閉じる事で強いブレーキを効かせられるのです。

タコグラフ

タコグラフは、大型トラック・バス・タンクローリーなどの保安基準GVWが8t以上、最大積載量が5t以上の車に主に設置されている装置です。車の走行速度及び距離、予備記録を24時間以上自動的に記録する機能と施錠装置で構成されている運行記録計です。また、事業用に用いられている車両についても、旅客自動車運送事業運輸規則・貨物自動車運送事業輸送安全規則によって装着義務が規定されてる場合もあります。
タコグラフを設置することによって、交通事故防止と安全走行ができるようになる目的があります。アナログ式が主流でしたが、近年ではデジタル式も主流になっています。運行記録用紙やデーターは記録日、車の登録番号などが確認できるようにし1年間保存することが義務付けられています。

タクセン

『タクセン』とは、タクシーセンターの略のことです。東京や大阪など大都市にあり、業務内容はタクシー業務適正化事業、地理試験事業と登録業務を行います。この中でタクシー業務適正化事業がメインの業務になりますが、例えば、運送の引き受けの拒否など違法行為によって利用者の利便が阻害されることを防ぐため、街頭で指導を行います。他に乗車禁止エリアを設定してタクシー乗り場の運営も行っています。優良タクシー乗り場がつくられていて、優良運転手や優良事業者のタクシーのみ付けられる乗り場になり、こういう運転手・事業者の認定を行います。街頭で指導をされるとタクシーの事業者はタクシーの運行を停止させられたり、かなり重い罰が課せられることになるので、運転手には指導を受けることがないよう教育されます。

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