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カ行 ドライバー用語集

  1. 英数
混載便

混載便とは持つ、名前の通りいくつかの荷主のもつ商品を一つの輸送機関(鉄道・航空・船・車)に積み合わせて運ぶ方法のことです。いろいろな輸送機関で対応できますが、コストを抑えて運ぶためには、積み合わせの仕方が重要になります。自動車は特に難しいといわれています。
身近な例では、引っ越しなどにも使われることがあります。何人かの客の荷物を載せて輸送します。1人1人に輸送するよりも、まとめて運ぶことができるため時間、ガソリン代や人件費も削減することができます。そのため、引っ越し代金も安くなり、引っ越し業者にも業者を利用する客にもメリットになります。複数同時に運ぶため、時間に余裕がある場合は利用するとお得です。

公休

会社等に勤務する場合さまざまなお休みの種類があります。勤務曜日に勤務しなくてお休みする場合は、欠勤になり給与計算の対象から外れます。しかし、そこで有給休暇を取得すると給与計算の対象となります。勤務曜日以外のお休みとなると、扱いが異なります。土曜日・日曜日・祝日といった暦上のお休みの場合は、勤務しなくても欠勤扱いとはなりません。お休みなので給与計算の対象外とはなりますが、その際会社等の命令により勤務した場合は、休日勤務手当の対象となります。基本は、就業規則に定められており、このようなお休みのの日を公休と呼びます。
わかりやすく言えば、会社等の勤務先が公に認めたお休みのことです。さらに、そのことについて定めているのが、労働基準法です。働く人々の基本となる法律です。公休を定めることは、労働環境上も推奨されることです。

検品

店舗の責任者が、物品の出入りを確認する検収職務に必要な作業のひとつに検品があります。自店がメーカーなどに注文をした発注内容と、ドライバーが届けた現品とを照合する作業のことをいいます。ドライバーが提出する納品書(または送り状)の内容と現品とを単に照合することではありません。何故ならば、発注内容と納品書が一致しているとは限らないからです。
照合の種類には「検数(検量)」と「検質(品質が同じかどうか調べる)」とがあります。検数は一つひとつを指を指して数えますが、箱に入っている場合は箱を開けて数えることもあります。検質の方は難しい作業で、アルバイトでは難しく製品に詳しい社員でなければ検品に立ち会うことはできません。

結束

ドライバー用語の結束とは、ひもやロープやテープ等で複数の物品を縛ることをいいます。例えば、パレット単位での積み込みや積み下ろしにおいて、運搬物が最初からぐるぐるとラッピングしてあれば問題ありませんが、そうでなければ車の走行による振動やブレーキ時、カーブでの遠心力等で荷崩れを起こしてしまう恐れがあります。このように荷崩れを起こさずに物品を積んで運搬することは、ドライバー業界で一番大事なことの一つです。もちろん積み方によって崩れにくい積み方というのもありますが、物品の大きさが違うものや要所要所で小分けに積み込みや積み下ろしをしていくケースだとどうしても必要となります。
また結束自体も安全面を配慮して確実に行う必要があります。もしも走行中に何らかの拍子で解かれて荷崩れを起こした場合、最悪のケースだと走行中の車の重量バランスが崩れて事故を引き起こしかねません。

迎車

タクシー、ハイヤーを予約した場合、その車両が指定の期日に予約場所へ移動する間は予約車両として行動します。この移動中は挙手による乗車申し込みがあっても受けられない状態なので、「空車ではない」という表示が必要になります。この時に出されるものが「迎車」という表示です。この他、予約の時に運賃の表示としてこの言葉が出る事もあり、この場合は主に呼び出し手数料の表示として「迎車料金」の表示で出されることもあります。この設定は業者毎に異なり、無料の設定ももあれば、加算が開始される迄の距離と初期料金を組み合わせて表示するもの、予約の都度発生する固定料金の形等があり、設定によっては目的への到達までに掛かる費用の合計が大きく変わる事もあります。

計画配車

計画配車とは、より効率的な業務を目指して業務用車両の使用法を考案するシステムのことです。トラックなどの物資を輸送する車両の場合、配送先となる複数の拠点を最短ルートで走行できるようにしたり、物資の積み卸しが最低限になるように計画します。計画が適切に機能すると、ドライバーの肉体的負担を軽減したり、ガソリンなどの燃料の消費を減らしてコストダウンが期待できるのです。タクシー業務にもこのような計画は重要で、営業中の全車両の位置をGPSなどで把握して、手薄になっているエリアに移動させるなどして利益向上を狙えます。どのような業務であれ、悪天候が予想される場合には計画配車の重要性が高くなります。仕事はあるが車(ドライバー)がない、という事態は避けなければいけないのです。

均一運賃

均一運賃は一定の区間であれば、どこから乗ってもどこで降りても料金が一律に設定されています。主に大都市、地方都市など多くの利用者が見込まれる所に多く、利用者にとって、とても便利で分かりやすい制度です。運賃もリーズナブルな金額になっているところもおおきな魅力です。電車、バスだけではなくタクシー会社などもこの制度を取り入れているところもあります。最近では、外国人観光客の増加に伴い、区間の拡大への取り組みがなされていますが、勿論、距離が長くなれば合わせて住民の利便性の向上にもつながります。こように何かと便利な均一運賃制度ですが、運賃の値下げを伴うため、民間のバス会社にはハードルが高く今後の課題となるでしょう。

帰庫遅延

帰庫遅延は、車両が所属している事業所の車庫へ帰らなければなれない規定の時間に遅れることを意味しています。自動車運送業に従事するドライバーの過労運転防止のために、国土交通省が定める基準に従ってドライバーが1回の乗務で拘束される時間は決まっています。道路の渋滞や急なトラブルの発生によって規定の時間通りに帰庫できなかった場合でも、事業所側は乗務時間オーバーの違反行為を犯したと認識します。帰庫時間に間に合いそうにない時には、事業者への電話連絡がドライバーに義務付けられています。帰庫遅延を犯したドライバーに対して始末書の記入などのペナルティを課している事業者が一般的であり、遅延が度重なると解雇を言い渡されることもあります。

帰庫

帰庫とは、配送や配達の業務を終了してトラックが自社の車庫(車両保管場所)へ戻ってくることを言います。(その反対、仕事に向かう場合は出庫といいます)。自社へ戻った後には、日報(ドライバーが1日どのような流れで仕事をしていたか、何時にどこにいたのかなどが記載された用紙。手書きのものと機械による自動のものがある)を提出したり、点呼を行ったり、翌日の配送のルート確認や準備など一連の事務作業をしたのちに全てが完了となります。車庫へ戻ってくる時間は、配送数量や納入先までの距離、道路状況に左右されることが多く、早かったり遅かったりまちまちです。長距離仕事になった場合には、その日のうちに戻ってこれないことも多々あります。

帰り便

荷物を運送する場合、主にチャーター便による運行について、発送地から着地までの片道を「行き便」着地から発送地までの片道を「帰り便」と呼んでいます。
荷物が都市部に集中することが多いため、「行き便」で満載の荷物があっても地方へ戻る便には荷物がない場合があります。地方へ向かう荷物は、着地での配送が完了した空車のトラックを活用することで、運送会社では片道の「行き便」の運賃と、運賃が少々下がっても帰り荷を積むことで「帰り便」による売上があがり、荷主にとっては地方への運送コストが抑えられるというメリットがあります。また、トラックの空きスペースを利用することは運送効率が上がることに繋がり環境にも配慮した取り組みになります。

寄託

寄託とは預かり主が預け主に対して、ある物の保管をすることを約束し、その物を受け取ることによって成立する契約です。倉庫業者はあらかじめ倉庫で、業務を行う上での契約条項(約款)を定め、運輸大臣に届け出を行う義務があります。その契約の申し込みを行う場合にはその倉庫の寄託約款を承認する必要があります。通常、倉庫業での契約は有償で行われるので、業務を任された管理者の職業や能力、社会的地位から考えて、通常期待される義務を負う必要があります。預け主は預かり主に対して預けたものをいつでも返還請求することができます。また、預かり主は預け主の承諾がなければ、預かったものを自分で使用することはできず、第三者に保管させることもできません。

危険物

危険物とは、法令では「人に害をなす可能性のある物」とされており、貯蔵や、輸送、保管、また、取扱いにおいても有資格者が必要となるなど、細かな規定が行われています。一般的には、発火性や引火性のある物質、爆発性のある火薬、高圧ガス、毒物、放射性物質などが該当します。輸送に関しては、運搬と移送があり、トラックなどの車両で輸送する場合には運搬となります。また、指定数量以下の場合の運送でも消防法が適用されます。移送はタンクローリーを使用した輸送のことを指し、ここでは、危険物取扱者の乗車、免状の形態の義務があり、免状のコピーは認められていません。また、連続運転時間が4時間を超える移送や1日当たり9時間を超える移送の場合には、2人以上の運転要員が義務付けられています。

間口

間口とは、一般家庭では玄関先のような意味合いで使う事もありますが、物流倉庫などの場合には荷物が出入りする場所の事を言います。他にはラック形式の保管をしている場合には、最少単位の大きさとしての言い方もありますが、一般的には倉庫の出入り口のような場所の事を言います。現在、商品を運送している大型トラックの多くは、箱型と呼ばれる荷台で後ろの扉をあけて、後ろから荷物の積み下ろしをするタイプのものと、ウィングタイプという、羽を広げた形のように両サイドが上に開き、横から荷物の積み下ろしのできるタイプが主流になっています。晴天時の場合にはヤードと呼ばれる倉庫内の敷地でフォークリフトによる積み下ろしができますが、雨天などの時には、屋根があれば問題はないのですが、間口が広い場合には箱型のトラックの場合には後方を倉庫内に入れてしまう事で荷物が雨にぬれる事を防ぐ事もできます。

観音

観音扉とは、トラックの後方にある開閉用の扉の名称です。2枚の扉が左右に開く両開きタイプなのが特徴です。素材には、アルミ・ステンレスなどがあります。トラックには、外蓋がない平ボディタイプとバンボディ・ウィングボディがあります。平ボディタイプの荷台部分の囲いはアオリと呼ばれそこから荷物の積みおろしをおこないます。一方、バンボディやウィングボディのトアックの場合、後方にある扉やウィングサイド扉の開閉が可能です。観音扉を開閉するためには、扉についているハンドルを使います。走行時は扉を固定していることを確認する必要があります。荷物の積みおろしなどの作業中は、オープンストッパーを使って開けた状態で固定することもできます。

環境条例

環境条例は、よりよい生活環境の維持または向上を目的とした決まりです。国が定める法律とは別に、地方自治体が独自に条例を定める動きがあります。詳細は自治体により異なりますが、おおむね、大気・土壌・水の汚染防止や人間を含めた生物が暮らす環境の保護が主な内容です。また、エネルギーや資源の消費を減らすための目標を設置する例もあります。条例により定められた環境保護の行動目標は、自治体だけではなく企業や個人にも及びます。大気汚染防止として、ディーゼル車の利用に一定の規制がかけられていることが一例です。有害な排出物質が少なく設計されているディーゼル車を使うか、排出物質を少なくする装置を取り付けないと利用できません。また、工場や工事現場などを対象に、振動や騒音についての規制があります。

幹線共同運行

幹線共同運行とは1994年(平成6年)11月より許可されるようになった共同運航方式のことです。特別積み合わせ運送という、地域別に拠点を作り、そこで仕分けを行い、また別の拠点に荷物を送って行くというよく宅配便などで利用されている運送の方式があります。しかし、貨物自動車運送事業法という法律によって、運送をする業者は営業の条件としてその拠点間の路線を最低でも1日に1便は運行しなければならないと定められていました。そこで、幹線共同運行という方式が許可されることになると、同じ路線を使う業者が共同で運行してもよいということになりました。
例えると、これが許可されるまでは例え荷物が少なくてもA社もB社もどちらも同じ路線を運航しなければなりませんでしたが、許可されることで同じ路線であることを条件にA社とB社とが共同で荷物を運んでも構わないということになったのです。

完納

完納(かんのう)とは、完全納入(かんぜんのうにゅう)を略した言葉です。意味は、運送する品物を1度ではなく、何度か複数回に分けて相手方に納品する場合があり、その時に「品物の輸送作業がすべて終了し、品物の全てが相手方に届け終わった状態」をいいます。納入が終わった状態を指すので、納入するべき品物がある状態では完全納入とはなりませんので、使うときには注意が必要です。
例えば、品物を1日、10日、20日の3回に分けて納品する場合では、1日および、10日の納品作業終了時点では品物全てが相手方に届け終わっていないため「完全納入」とはなりません。20日の輸送作業が完了したときにはじめて「完全納入(完納)」になります。

隔勤(かっきん)

隔勤(かっきん)とは「隔日勤務」を省略した言葉ですが、日勤と夜勤を続けて二日分を1日で働くということを指しています。具体的に説明をしていくと勤務体系には「日勤」と「夜勤」があります。日勤は一般的に朝7時もしくは8時から夕方16時もしくは17時まで、夜勤は夕方17時から夜中2時までとなっています。隔勤(かっきん)は朝8時に営業所を出て日付が変わった夜中2時に営業所に戻ってきます。この18時間の勤務時間のうち3時間は休憩時間となります。夜中2時に勤務が終わるとその後の時間と翌日は休日となります。カレンダー上では2日働き1日休んだということになります。現在では稼働率を上げるために隔勤が主流となっています。

格納ロケーション

格納ロケーションとは、物流センター等において商品が保管されている場所を示す記号や番号を指します。目的とする商品のある場所を知る事によって、迅速な商品の取り出しや運搬が可能になるのです。格納システムでは、商品の形状だけでなく、その重さや出荷の頻度をもとにロケーションを決定します。例えば、出荷の頻度が高く重量の大きい商品は、物流センター内の出荷口に近い位置に置かれるのが一般的です。ピッカーの動線にあわせて作業できる空間を作るために、出荷頻度が低い小型の商品などは別コーナーを作るなどの工夫をすると、格納がより効率的になります。出荷頻度の高い商品は間隔を空けて配置するなどの工夫も商品管理においては重要なのです。

海上運送事業

海上運送事業とは、海上運送法によって定義づけられた船舶運航事業・船舶貸渡業・海運仲立業・海運代理店業を指します。船舶貸渡業は、期間傭船も含む船舶の貸渡や運航委託をする事業で、貸船屋が代表例です。 海運仲立業は、海運企業や荷主の間に入って運送・船舶の貸渡・売買・運航委託を仲介する業務で、専用船の長期契約を行う際に利用されることが目立ちます。海運代理店業は、船舶運航事業と船舶貸渡業に関する取引の代理をする事業で、船を動かすために必要な手続きや雑務を代行します。船舶運航事業は、船舶で人や物を運送する事業で、フェリーが代表例の定期航路事業と、クルーズ船や海上タクシーなどが代表例の不定期航路事業に分けられます。

海コン

海コンは海上コンテナの略称です。主に輸入品を入れる容器で、船に乗せて港まで運ばれます。運ばれたものはそのままトレーラーに乗せて運ばれます。コンテナ自体のサイズも国際的に決められていますが、中には背の高い大きいハイ.キューブ.コンテナと呼ばれるコンテナもあります。トレーラーの後ろに台車があり、業界用語はホネと呼ばれる部分がありますが、その上に直接海コンを置くと、縦長になります。普通のコンテナの場合は普通車と同じように高速や下道を通れますが、ハイ.キューブ.コンテナは道路交通法の車高規制値である3800mmを超えてしまうため、特例措置として設けられているルートのみを走行することを義務付けられています。

回転ラック

一つながりになっている幾つかの棚を回転させることで、必要とする棚を入出庫やピッキング点へ移動させていくラックのことです。メリットは、耐久性が高く省スペースで設置できることです。水平に移動させる水平回転ラックと、垂直に移動させる垂直回転ラックの2種類があります。別名では、回転棚や回転機構、ロータリーラック、自動倉庫などど呼ばれます。
使用することにより、倉庫の品物の移動や仕分け等を自動で超高速化することが可能になっています。物流センター等では活躍しており、いろいろなタイプのものがあります。パレットごと運んだり、小さな商品を運んだりと大きさに合わせたり、冷凍食品などの耐久温度に合わせたりして使用するものを選びます。品物の検索など、様々な機能を持ったものもあります。

貨物追跡システム

貨物追跡システムとは輸送中の貨物に対して集荷から配送までの途中の各ポイント毎にデータを入力する事により、利用者が貨物の配送状況を把握する事が出来るシステムのことです。貨物追跡システムを利用することによって貨物の受け取り手は自分の受け取る貨物が無事に輸送されている事をその都度確認出来るほか、配達される貨物が自分の手元に届く日時の予測がしやすくなるというメリットがあります。また貨物の配達を依頼した側もシステムによる配送状況の追跡を行う事により輸送の完了とその日時の確認が容易になります。
貨物を輸送する立場である配送業者にとっても荷物の受け取り手が配送状況を確認することによって不在による再配達のリスクを減らす事が出来ます。

貨物運送取扱事業法

貨物運送取扱事業法は、道路運送・通運・海上運送・航空などの各種運送事業法に規定されていた制度を一元化した事業法です。利用運送事業・運送取次事業・外国人等による国際貨物運送取扱事業の3つに運送取扱事業を区分しています。貨物運送取扱事業の運営の適正化と合理化、事業の健全な発達と共に、貨物流通分野において利用者の利便性と利益の向上を図ることを目的としていました。2002年の鉄道事業法等の一部改正に伴って2003年に廃止されており、2003年に貨物利用運送事業法が施行されています。新たな法律の施行によって運送業界のITを活用した3PLの導入が進められ、運送する品物に応じた運送手段の最適化へと繋げています。

架装物

架装物とは、車両に積載されている装備の総称のことを指します。主にトラックで利用されることが多く、ダンプの荷台やタンクローリーのタンク、アルミバン、特殊車両の後部の装備などがこれにあたります。架装物にはタイプがあり、分離型と一体型のものがあります。一体型はその名の通り、車体と一体になっているもので搭載装置などがこれに分類されます。これらを扱う上で注意しなければならないのが、廃棄をするときです。自動車リサイクル法によって、これらの種類によっては対象外となるものもあります。対象外となったものに関しては、自動車リサイクル料金とは別途で処理費用が掛かります。また、処理する際にもタンク内などを洗浄するなどの処置を取ってから引き渡す必要があります。

コンベヤ

荷物を連続する機械と日本工業規格では定義されているコンベヤは、8種類の分類されています。その中でもベルト、チェーン、ローラ、スクリュー、振動などが一般的に使われていることが多いです。コンベヤの代表格でもあるベルトは、箱型でも袋物など問いませんが、形状が不規則な運搬物に適しており、長距離輸送が可能です。多数の円筒ころを平行に並べている構造のローラは、木箱やダンボール箱など面のある箱型の運搬物に適しています。粉粒などの運搬物に適しているのが振動で、独特な振動により粉粒を流動化して運搬します。粉体、スラッジ、沈砂などの運搬に適しているスクリューは、短距離運搬でのコストパフォーマンスに優れています。それぞれに一長一短がありますので、それぞれの用途によって使い分けられています。

コントラクトキャリア

コントラクトキャリアとは、特定運送事業者のことを指します。特定の依頼主と契約を結び、依頼主の需要に応じ定められた範囲での荷物の輸送を行う業者です。
コントラクト(contract)は英語で契約・ーを結ぶ、といった意味合いがあり、特定の荷主と契約を結び担当する領域を限定することで専門性と正確性を高めることを目的としています。貨物自動車運送業事業法でいうところの特定貨物自動車運送事業にあたります。契約運送人・特約運送人とも呼ばれ、荷主と運送契約を結び運送を引き受ける商人ですが、運送事業だけを主として経営する会社は少なく、卸売業者や製造業者が子会社として設立し連携を取りながら運営していく場合が多いです。

コンテナ

コンテナとは荷物を運ぶための容器、箱などのことです。一般的には金属で出来たものを指し、大きさはトラックや船などで運ぶようなものから、人の力でも移動できる小型のものまで様々です。小型のものは見た目もが大きく異なる場合がある上、ケースと蓋が別の材質で出来ていることもあります。また物流の作業場などではプラスチック製の箱もコンテナと呼ばれることが多いです。
ドライバー用語としては金属製で壊れにくく、水漏れもしにくい頑丈なものを指す傾向にあります。形状、大きさなどに違いがあっても大型のものは長年使えるというメリットがある上、周囲の環境問わず利用できます。雨風にも強いため、トラックごと外に長時間置いていても問題は無いです。

ゴトコン

ゴトコンとは、5t(5トン)コンテナを省略した言い方の事で、業界用語として使われている。正式名称はJR貨物19G形コンテナとも呼ばれ、日本貨物鉄道(JR貨物)が製造しています。コンテナの長さは約12フィート(1フィートは約30センチ)あり、5トン程度の貨物を一度に搭載可能な事からそう呼ばれています。JRなどの列車輸送専用の小型コンテナとして使用されるのが一般的ですが、その他にも日本近海の船便で使用される事もあります。このコンテナが採用されるようになったのは鉄道によるコンテナ輸送が開始された、昭和38年頃と言われています。比較的小ロット単位の国内流通にとても適しており、現在も鉄道輸送の中心として活躍しています。

コストテーブル

コストテーブルとは輸送費用に必要なコストを一覧表の形式で表示したものです。主に、輸送コストを削減するために作成されます。作成するのは運送会社の経営にあたる部署で、ドライバー自身が作成することは稀です。列挙される原価要素としては、燃料費(ガソリン代等)や高速道路や有料道路の通行料金、ドライバーの飲食代、外注費などがあげられます。また、ドライバーの労務費を含めてコストテーブルが作成される場合もあります。
金額的に重要なのが燃料費と高速道路や有料道路の通行料金です。この2つの要素に関わる金額を最小限に抑えるような配送ルートや輸送ルートを立案したり、ガソリンスタンドと契約して燃料費を割引してもらうなどのコスト削減対策が取られます。

コールドチェーン

コールドチェーンとは生鮮食料品や冷凍食品など、生産地から消費者の手に渡るまで一貫した温度管理の元、低温、冷蔵、冷凍の状態で流通を行うことです。医薬品や精密部品などの一定した温度管理による流通にも用いられています。コールドチェーンの確立により、生鮮食料品が広い地域で流通されるようになり、鮮度を保ちながらの長期の保存が可能になりました。特に、魚の鮮度に関しては大きな成果を上げていて、内陸部でも鮮度の良い刺身やすしなどが食べられるようになりました。温度管理を一定に保つためには、生産施設や小売業での適正な温度管理だけでなく、配送センターや配送トラックなども一定の温度を保つことが重要で、各流通過程の整備により可能となったシステムです。

ケースラックとは

ケースラックとは、商品をケース単位で保管する場合に使用する棚をいいます。ケースラックを導入することにより、倉庫内のスペースを有効に活用できるため、より多くの商品を格納することが可能になり、保管効率の向上につながります。ケースラックの種類は多種多様なので、格納する商品の重量や形態、材質や流量によってラックを選ぶ必要があります。例えばラックがあっても、一間口の大きさと商品の物量が合っていないと、もっと商品が入るはずなのに、ただスペースを遊ばせておくだけになってしまう場合等があるため、適切なラックを導入することで、ロケーション管理や在庫管理、および整理・整頓がしやすくなり、ピッキング作業等の作業効率の向上が期待できます。

クロスライセンス

クロスライセンスとは、それぞれが取得する特許の権利を相互に利用しあうことができるようにライセンス契約していることをいいます。この場合のメリットとしては、お互いに使用料であったり、ライセンス料を発生することなく特許の技術をさらに発展させていくことができるということです。また、特定の分野の特許というだけでなく、技術分野や特定の製品分野を相互にライセンスを締結する方式として包括的クロスライセンスというものもあります。いわゆる1つのモノに対してさまざまな特許が使用されている場合がよくIT業界などでは発生してきます。そのさいのトラブルを少しでも無くしていくという意義でもとても重要なものとなってくるのです。

クロスドッキング

クロスドッキングとは、物流用語のひとつで、チェーン店などを展開している小売業の物流システムのことをいいます。商品が配送センターや物流センター、倉庫に届けられたとき、それらを一時的に保管することなく、すぐに小売店舗ごとに配送できるように作業を行うことができる仕組みです。入荷場所と出荷場所に商品を通過(クロス)させることからこの名前がついています。これを行うことで、商品の一時保管や在庫確認、仕分け作業を行わないため、在庫の減少や時間の短縮、コスト削減などのメリットがあります。クロスドッキングをする際には、入荷と出荷に関する業務が緊密に関連付けられていることがスムーズな作業を行う上で重要になっています。

クレート

クレートとは、梱包材の一つであり、透かし木箱を指します。板と板の間に隙間がある為、完全に密封された木箱に比べると、コストパフォーマンスがよく、貨物を軽量化することができます。さらに、梱包後に中身の確認をしなければならなくなった時も、中身が透かしで見える為、非常に便利だと言えます。クレートは大部分が木箱ですが、たまに竹籠も使用されます。国内では、最もよく使われる梱包材です。しかし、隙間があるが故の欠点もあり、天候の崩れ等、悪条件での配送や保管の際には、隙間部分からダメージを受けることがあるので、注意が必要です。また、近年では、飲料業界を中心に、耐久性の高いプラスチックコンテナーが主流となってきている為、徐々に出番が減りつつある梱包材だと言えます。

グリーン調達法

グリーン調達法は、平成12年5月に成立し、翌年4月から施行された環境配慮に基づく法律です。循環型社会を目指す上で、ISO14001を取得した企業の生産する環境にも優しい製品を、消費者には購入の必要性を踏まえるように勧めています。
過去にあった様な、大量生産、大量消費を取り止めて、限られた自然を未来まで残す為にもグリーン調達法は制定されました。国をはじめ、地方公共団体、独立行政法人などでも、物品調達の時には、環境に配慮した企業から優先的に購入する様に指針も決められました。この様に国と地方、各分野の企業や一般消費者までが一丸となり、少しでも自然に負担の掛からないライフサイクルの維持を求められています。

かんばん方式

かんばん方式は、トヨタ生産方式でJIT生産を実現するために使用されることを目的として、米国のスーパーマーケットよりヒントを得て考案された工程管理手法のことです。1954年にトヨタ自動車工業の本社機械工場の一部に導入されました。導入された当時は「スーパーマーケット方式」と呼ばれていました。かんばんは、生産工程の各工程でやり取りされる伝票を指し、後工程から全行程への引取・運搬の時期や量・方法・順序などを指示し生産着手を指示するための物です。
かんばん方式は、最終工程から全行程へと物の流れが逆に流れるのが特徴的で、「何を、いつ、どれだけ、どんな方法で欲しいのか又は使ったのか」の情報を元に、生産量や生産開始時期を計算することができるようになります。

カンカン

カンカンとは車両の積載量を測定する大型の秤である「台貫」の俗称でトラックスケールとも呼ばれます。重さを量るために使用する台秤の「看貫」から由来している言葉です。
一般的には国道や高速道路での過積載の取り締まりのために設置されていたり、事業所などの敷地内に設置されています。多くの場合は車両が自走して秤に乗り測定できるようになっています。また、その場で広げて測定できる簡易式のものもあります。車両の重量を測定することで総重量がわかり車両の重量を差し引いて積載量を割り出します。産業廃棄物の処理場や採石場などでは荷物の重量を確認するために用いられています。機械式とロードセル式があり、現在はロードセル式が主流になっています。

カルテル

カルテルとは談合とも呼ばれ、複数の企業が、利益の獲得や市場の独占などを狙って、企業同士で協議して、価格や生産量、販売地域などを取り決めることです。例えば、ある製品を販売する企業全てが協調してその価格を非常に高く設定した場合、消費者はその値段で購入せざるを得なくなり、企業側が不当に大きな利益を得ることができてしまいます。特に天然資源などの必需品において行われた場合、消費者へのダメージはとても大きくなってしまいます。
そのため、多くのケースにおいて、カルテルは規制されています。日本では私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)に基づいて公正取引委員会が規制を行っており、抵触した企業に対しては課徴金という金銭的不利益が課せられます。

カプラー

カプラーとは、第五輪と呼ばれる牽引自動車(トラクター)の連結装置における、牽引車側の部品のことです。トレーラー側に付いている連結部品であるキングピンを両側から挟み込んだり、抱え込む形で押さえ込んだりすることで連結します。連結は、カプラーのロックが解除された状態で、トラクターがトレーラーに向かって後退することで行います。逆に解結するときはロックを解除してトラクターが前進することで行います。トラクターの車両後部には、トラックでいう最大積載量に当たる、連結の最大荷重量が表示されており、この重さを超えた牽引はすることができません。整備に関しては、キングピンとの接触部分の摩耗によって調整する必要があるのですが、この時に、ネジを緩めるほど接触が強くなる、というタイプがあるため、構造を理解したうえで整備することが必要です。

ガッチャ

ガッチャとは、【ラッシングベルト】の通称です。ラッシングベルトは、積み荷の固定や締め付けのため使用し、荷物の店頭や荷崩れを防ぐために使用されます。トラック運送ではもちろんですが、ラッシングベルトには、【ラチェット式】、【オーバーセンター式】、【カム式】の3種類があり、それぞれ絞め方の方法が異なります。ラチェット式のタイプのものは、ベルトを締めるときにハンドルを数回ガチャガチャと動かすことから【ガッチャ】と呼ばれることが多いです。ベルトは、ナイロン系素材のものが多く、強度には優れています。しかし経年劣化や使用頻度により切れてしまうこともあるので、日頃から状態をチェックしながら使用する必要があります。

カゴ車(カーゴテナー)

カゴ車(カーゴテナー)について紹介します。プラスチック製だと錆や腐食が発生しないです。床板が格子リブ構造だと強度に優れます。軽量化はもちろん、通気性や排水性にも優れます。操作性に優れたカゴ車を選ぶのが良く、四面囲いで荷崩れを防ぐことが出来ます。扉をフルオープンすることも、左右別々に開けることも出来るので、荷崩れの心配がないです。L型にたためて省スペースな製品もあります。頑丈なスチール製カゴ車を購入することも出来るし、L字ネスティングが可能で省スペース化に貢献している製品を購入することも出来ます。安心で安全で高品質の日本製の製品を購入することも良いし、荷崩れ防止バーのホルダーのついた製品を購入することも出来ます。

カーフェリー

カーフェリーとは船の一種であり、人だけでなく車やトラックを運ぶ役割も持っています。そして、この船はトラックにとって便利な存在でありその理由は次の特徴を保有しているからです。船が目的地まで向かっている間の時間は車両を動かさないので、それだけ運転が不要となってきます。つまり、ドライバーが休める上にその時間内は燃料も使わないのでそれだけガソリンを長持ちさせることになります。長持ちさせることによって給油の回数を減らすことになり、それだけ燃料に費やす代金をカットできます。このように、船舶を用いることはトラックの輸送において便利な状況を作り上げることに繋がります。それゆえ、カーフェリーはトラックにとって色々な利便性をもたらしてくれる存在です。

カートピッキング

カートピッキングとは、カート(台車)を使用して商品を集めることを言います。
カートピッキングを使用することにより、物を運ぶ負担が大幅に減り、作業効率も上がり、経費削減につながっています。カートを使用することによって、今までは男性しかできなかった仕事が女性でもできるようになりました。また、これからはオートメーション化することによりもっと経費削減につながるでしょう。カート(台車)に端末を搭載すれば、商品を取り出すことと同時に検品も行うことができるようになるので、作業がスムーズになりますし、間違いを防止することにもつながります。これからは、カート(台車)をもっと導入し、物流センターでもっと使用するべきです。

カートスタッキング

カートスタッキングは一般的何積みの様に台車や人手で荷室へ積込みや荷卸しを行うのではなく、カートに運ぶ荷物を発送元よりカートに載せたまま荷室へ積み込む方法で、例えば冷蔵庫の様な大型の家電製品あるいは、同一宛先への多数の荷物の運送では積み下しの際に労力や積み下ろしの削減ができるメリットを持った方法で具体的には物流センターやメーカーと量販店との輸送において荷受や荷卸しの際に省力化とそのままプラットホームを介して荷物の受け渡しができるため大きな効果破棄することができる方法です。積み込みと荷卸しが比較的短時間に行えるためサービスの向上にもつながる方法であるともに、積み下ろしの際にミスが発生することを防いだり荷物の破損を防ぐことにもつながることを期待できる方法です。量販店ではそのまま売場へ運べる利点があります。また運送者にとってもこれまでのパレットに比べてフォークリフトを必要としない利点があります。

カーゴテナー

カーゴテナーとは、別名『コンビ台車』または『かご台車』といわれます。省略して『かごシ車』と言われることもあります。他にも『ロールバックスパレット』という呼び名もあります。
たくさん呼び名のあるカーゴテナーですが、物流ではいろんなところで使われる大変便利な道具です。スチール・樹脂パレット、アルミなどでできています。形は、3方向が柵のようなもので囲まれて、1方向は空いたままになっています。したにキャスターがついており、簡単に運べるようになっています。運ぶものを仕分けするときに一時的に保管しておく場所にしたり、トラックに津美こむ際にものを運んだり、お店に配送するときに使ったり、倉庫内でものを移動したりする際に使われます。カバーをすることで、保冷もできるとても便利な道具です。

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