タクシーの防犯対策とは?ドライバーの安心につながる取り組みを紹介!

タクシーの防犯対策とは?ドライバーの安心につながる取り組みを紹介!

  • 投稿日:2017/07/29
  • 更新日:2021/09/07

目次

    タクシー事業者は各営業所ごとに防犯責任者がいます。
      
    防犯責任者は警察から防犯訓練やさまざまな指導を受けていることで、タクシードライバーが日々安全に業務に取り組めるように配慮しています。
      
    さらに、事業者により内容は異なりますが、タクシードライバー向けに防犯マニュアルを作成し、万が一事件やトラブルなどが発生した際の対応について規定を設けています。
      
    また、防犯の心構えだけでなく、タクシードライバーの身に危険が及ばないように、車内に防犯対策をしています。
      
    具体的にどのような防犯対策がされているのでしょうか。

    危険を感じたらすぐに外部に知らせる

    タクシーの乗客が乗車して走り出した後は、外からは車内の様子をうかがうことは難しいでしょう。
      
    そのため、タクシー走行中は運転手と乗客だけの密室のような状態になります。
      
    運転中のタクシードライバーは運転に集中しているために無防備な状況になりがちです。
      
    また、乗客は運転席の後方に座ることが多いので、タクシードライバーが乗客の様子を確認するには振り返る必要があります。
      
    悪意を持った乗客の場合、後方の乗客から危害を加えられたり、金銭を奪われたりすることを防ぐ対策も考えなければなりません。
      
    そのため、多くのタクシーではなにかあったときに、すぐに外に危険を知らせるための防犯機器を備えています。屋上灯などで危険を知らせる、大音量の防犯サイレンなどを設置することで、いざというとき車外に危険を知らせることができるための工夫です。

    後部座席と運転席の工夫で防犯

    タクシーに乗ったときに、後部座席と運転席の間にある透明なパネルに気付くことがあります。
      
    これは、強化プラスチック製の防犯対策で、多くのタクシーで採用されています。
      
    この防犯プロテクターがあることにより、後部座席に座っている乗客が簡単にタクシードライバーに近づくことができないようになっています。
      
    一定の防犯対策としては期待できるでしょう。
      
    しかし、この防犯プロテクターが設置されていたとしても、設置場所によっては防犯対策としては不十分な場合が考えられます。
      
    なぜなら、運転席だけに防犯プロテクターがあったとしても、助手席側にはプロテクターがないので助手席側から手を回せば、タクシードライバーに触れることが可能になってしまいます。
      
    運転席と助手席にかけてこの防犯プロテクターを設置し、完全に後部座席と運転席を分離できていれば、より安心といえるでしょう。

    車内にビデオカメラを設置

    タクシーの防犯対策として、よく見かけるもののひとつが、防犯カメラです。タクシー車内のどこかに搭載されている防犯カメラを見かけたこともあるのではないでしょうか。特に防犯対策効果が期待できるのは、乗客のいる後部座席に車内カメラが設置されていることです。万が一乗客がタクシードライバーに危害を加えようとしていても、録画されていることが分かると思いとどまらせることができる可能性があります。さらに、後部座席に防犯カメラが設置されていることを知らせるようなサインを掲載しておくことで、一定の犯罪抑止効果にもなるでしょう。防犯カメラの画像がタクシー会社に送信されていたり、警備会社に繋がるようになっていたりすれば、より安心して乗務できます。

    タクシードライバーの位置を常に把握する

    タクシードライバーの仕事は、乗客が指定した場所に安全に送り届けることです。
      
    乗客の安全を守ることは大切ですが、タクシードライバーの身の安全を守るための対策も必要です。
      
    そのため、多くのタクシー会社では車内にGPSを搭載し、タクシードライバーの現在位置を常に把握する対策を行っています。
      
    タクシーには、いつ、どのような乗客が乗車するか分かりません。
      
    GPSを利用した防犯対策は欠かせないといえるでしょう。
      
    乗客が指定した降車場所が住宅街とかなり離れた周囲に人がいないような場所であったり、深夜に山道を通るよう指定されたりすると、不安を感じるタクシードライバーは少なくないのではないでしょうか。
      
    タクシードライバーの異変だけでなく、乗客の異変を感じたときもドライバーがスマートフォンのメッセージ機能を使って、タクシー会社に緊急を知らせる工夫もあります。
      
    タクシーはその業務の特殊性から安全対策は必須といえますし、会社もさまざまな対策を行っています。

      
      
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