公共性があり、測量を行う会社での在籍が求められる測量士の資格は、工事の現場では欠かすことができない専門性の高い資格です。
  
測量士としての仕事は責任が大きい分、やりがいの大きな仕事でもあります。難関資格の一つともいわれる測量士の資格を目指したいと考えている人が知っておくべき資格の取得方法と、仕事の内容をご紹介します。

☆仕事に活かしたいと思ったら!知っておきたい測量士の仕事と資格

測量士の資格は、建設工事を行う際に最初に行う作業である測量を行うことができる国家資格です。
  
ビルや家屋などの住宅、鉄道、道路、トンネル、ダムなどの社会的インフラなどにおいて安全に工事が進められるように、施工を行う場所の正確な位置や高さ、長さ、面積などを専門的な知識を持って正しく測量することが主な仕事です。
  
測量には、専門機器を使用して施工時に行う土木測量と、航空写真などによるデータを利用して地図を作る地図測量、境界に関わる土地の広さを計測する地籍測量の3種類があり、測量士は必要に応じてそれぞれの作業を行います。
  
屋外で2人から5人のチームによりさまざまな専門機器を用いて計測を行う外業や、事務所や会社内で測量したデータをパソコンなどに保存し、図面の作成を行う内業などがあります。

☆資格取得を目指したい!どんな勉強法がある?

測量士の資格は毎年10%前後の合格率であることから難関資格の一つといわれています。
  
資格を取得するための勉強方法には、独学で勉強する方法、通信講座で勉強する方法、測量士になるための建築などの知識を学ぶことができる専門の学校で学ぶ方法と3つの方法があげられます。
  
独学で勉強する場合には公開されている過去問題をしっかりとおさえて対策をたてておくことが大切です。参考書が充実していないため、通信講座のテキストなどを上手に利用する方法も効率よく学ぶことができる方法のひとつでしょう。学校で学ぶ場合には、資格取得のための基礎をしっかりと身につけるために通うのか、試験免除のために通うのかを考え、自分の目的にあった学校選びをすることが必要です。
  
日本測量協会が実施しているセミナーに参加して答案の対策をとるのも良い方法でしょう。

☆条件はあるの?資格を取得するために必要なこと

測量士資格試験を受ける場合、資格試験の受験に必要な条件はありません。受験者の年齢、性別、学歴について求められる要件はなく、申し込みの手続きをすれば誰でも資格試験を受験することが可能となっています。
  
また、資格を取得するにあたり、実務経験が必要となることもありません。
  
測量士になるための知識を得られる専門の学校を卒業していない人、測量士補の資格を所有していない人、実務としての2年以上の経験がない人が測量士になりたいと思った場合、測量士資格の試験を受験して合格することさえできれば、測量士なることができる可能性は誰でも掴むことができるのです。

☆受験しようと思ったらチェック!測量士資格試験の方法、日時、場所などについて

測量士の試験は、毎年1回、国土地理院により実施されています。1月の指定の締め切り日までに国土地理院に願書を提出することで受験することが可能となります。
  
試験科目は、測量に関する法規及びこれに関連する国際条約、多角測量、汎地球測位システム測量、水準測量、地形測量、写真測量、地図編集、応用測量、地理情報システムの9科目です。
  
試験では、国土地理院が用意した電卓の使用が認められています。午前中に700点満点の択一式試験を行い、午後に300点満点の必須問題と400点満点の選択問題の記述式問題を行います。合格の基準は、択一式で350点以上、かつ択一式と記述式の合計が910点以上と定められています。
  
試験地は、北海道から沖縄まで全国14都道府県の中から選ぶことが可能です。

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