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普通の物件選びとは違う!?寮選びの注意点
- 投稿日:2016/11/29
- 更新日:2016/11/29
目次
求人案内に記載されている寮完備という言葉。これは働く場所だけでなく、住むところまで会社が提供してくれるということです。働く側としてはかなりおいしい条件だといえるでしょうが、寮完備だからといって、もろ手を挙げて喜んで良いというわけでもありません。寮にもさまざまなタイプの部屋があります。中には、個室の部屋が用意されているのではなく、集団の大部屋しかないということも十分に考えられます。寮完備という言葉だけに踊らされず、しっかりと寮選びをしたうえで入居したいところ。今回はそんな寮選びの注意点や見ておくべき物件のポイントなどをご紹介します。初めて寮暮らしをするという方はぜひ参考にしてみてください。
寮選びにはくれぐれも注意を
会社に寮が完備されていると、それだけでも働く環境として申し分ないと考える人もいるでしょう。確かに、会社に寮があれば通勤もしやすいでしょうし、中には寮費無料ということもあるので、住居にかかる費用を大きく節約することにもつながります。しかし、寮選びをしっかりしないと、職場は良いのに寮がツライなんてことにもなりかねません。
そうなったら、せっかく働きやすい環境にあっても、仕事に集中できなくなってしまいますよね。それだけに、寮選びは慎重に進めていきたいところです。住んでから失敗に気付いても後の祭りになってしまいますから、住む前に物件の具合を十分に見ておくことを心がけましょう。特に寮の場合は、一般の物件にはないような条件が付いていることも少なくありません。性別に限定があったり、共用部分が広かったりなど、普通の物件とは違った見方が必要になることもあるので、そういった点にも注意してチェックすると失敗せずに済みます。
間取りの見方を覚えよう
物件選びに慣れていない人は、そもそも間取りの見方がわからないという人もいるのではないでしょうか。しかし、寮選びをする際、まず基本となるのが間取りです。間取りは多くの情報を提供してくれます。そのため、間取りをしっかりと見ることは、失敗の危険性を少なくすることにもつながります。寮の間取りについては、ほとんどが1Kかワンルームというタイプです。
まずは1Kとワンルームの違いについて把握しましょう。1Kは居室とキッチンが分かれているタイプ、ワンルームは居室とキッチンが同じ空間にあるタイプの部屋のことをいいます。キッチンが独立している1Kの場合、料理をしてもにおいや煙が居室にこもらずに済みます。そのため、頻繁に料理をするという人には1Kが向いているといえるでしょう。このように、間取りは自分の生活と照らし合わせて見ることが大切です。家具や家電の配置などを考えながら見ると、間取りを見るだけでも生活の具体的なイメージを描くことができます。
寮に入る前の注意点
寮に入る前に確認しておいた方が良いことがいくつかあります。まず、寮費に関することです。寮費は無料なのかどうか、また有料だとしてもいくらなのか、しっかり確認しておきましょう。寮費が無料でも、光熱費はすべて自己負担ということもあります。金額面のこうした問題は、あとで気付いてもどうにもならないので、前もって確認しておくことが大切です。
それから、住み始めたあとの生活についても注意点があります。たとえば、共用部分の有無です。寮の場合、風呂やトイレが共用になっていることも珍しくありません。また、洗濯機も共用であることがあります。中には風呂やトイレの共用が耐えられないという人もいるでしょうから、事前にしっかりとチェックしておくことをおすすめします。部屋の間取りなどについては、特に収納スペースがあるかどうか確認しておきましょう。収納スペースがたくさんあると、物をそこへしまっておけるので部屋をより広く使えます。快適な生活のためには、ぜひチェックしておきましょう。
下見でのチェックポイント
間取りだけで判断をして、物件の下見をしないという人がいます。しかし、寮選びで失敗したくないなら、必ず下見をするようにしましょう。下見は間取りだけでは判断できないことを知るために行うことです。間取りを見てイメージを膨らませ、下見でイメージと現実を照らし合わせる、そうすることで間違いのない物件選びをすることができるようになります。特に寮の場合、建物が老朽化していることも珍しいことではありません。天井や収納スペースにカビが生えているなんてこともあり得ます。天井の染みなどは雨漏りの原因になることもあるため、下見の際に部屋の状態や老朽化の具合をしっかり見ておきましょう。
それから、部屋の中だけでなく、周辺環境も要チェックです。近くにコンビニやスーパーなどの施設があるかどうかは、生活のしやすさや快適さにつながります。また、隣にどういう人が住んでいるのかも見ておきましょう。寮では同僚と一緒に生活することになります。人間関係の問題にも発展しやすいので、隣人の人となりを知ることは仕事のしやすさにもつながります。
引越しのときに必要なことを確認
どの寮にするのか決まったら、今度はそこへ移り住むための準備をする必要があります。ただ、その前に、寮に備え付けの家具や家電があるかどうかのチェックは怠らないようにしたいところです。もし、家具や家電が備え付けてあるなら、身ひとつで引越しをすることも可能となり、引越し作業がずいぶんと楽になります。引越しで荷物を運ぶのが面倒という人は、家具や家電が備え付けてある寮を探してみるのもひとつの手です。
一方、もし備え付けでない寮の場合、自分で家具や家電を買いそろえる必要があります。また、荷物が多いという人は引越し業者に作業を依頼することも必要です。
引越し業者との打ち合わせは時間に余裕をもって行いましょう。急な引越し依頼だと料金が割増しになることもあります。それから、引越し当日から快適な生活を送るためには、電気や水道などの契約も済ませておかなければなりません。寮によっては会社側がやってくれることもありますが、そうでないこともあるのでしっかりと確認しておきましょう。
敷金や礼金についても知っておこう
寮に住む場合も、一般の物件と同じように、敷金や礼金を支払う場合があります。しかし、敷金や礼金について良く知らないという人も多いのではないでしょうか。敷金や礼金は賃貸物件に住む際には必ず聞く言葉なので、ぜひ覚えておきましょう。敷金というのは、もしものときのために大家へ預けておく担保金です。たとえば、家賃の滞納などがあった場合は、この敷金からお金が引かれることになります。預けておくだけのお金である敷金は、何の問題もなく退去することになったら、手元に帰ってくるというのが一般的です。一方、礼金というのは、文字通り大家へのお礼のためのお金です。
礼金は住む場所がなかった戦後間もない頃から続いている風習で、住むところを貸してくれた感謝の気持ちを表すためのお礼金です。預けるだけの敷金とは違って、大家にあげてしまう礼金は、退去時に帰ってくることはありません。寮選びをする際は、こうした敷金や礼金がどのくらいかかるのかも注目して見ておくと良いでしょう。
一般の物件選びと異なる点を意識すること
寮選びは一般の物件と同じように進めていけば良いところと、そうではないというところがあります。間取りの見方などは一般的な物件と同じような見方をすれば良いですが、備え付けの家具や家電があるかどうかなどは寮ならではの条件です。
寮選びをする際は、基本的には普通の部屋探しをするのと同じ感覚で進めて行っても良いでしょう。しかし、寮ならではの条件の確認も怠らないようにすることが大切です。寮生活を始めることになれば、同僚と一緒に生活をすることにもなります。それはいわば、仕事の人間関係がプライベートにも及ぶということです。寮選びをするときは、そういった点にも注意を払っておきたいところです。
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