作業着を身にまとい、体を動かしながら作業をする工場勤務。ブルーカラーの代表的な職種であるこの仕事に、就こうとしている人もいるでしょう。工場勤務の求人を見てみると、寮付きなどの文言をよく目にします。そのため自宅から通うのが難しい職場でも、寮に入って働こうと考えている人もいるのではないでしょうか。ただ寮に入る場合、環境面が気になります。環境に問題のある寮に入ると、生活面でいろいろな支障が出てしまうからです。それにより、仕事もプライベートも充実させることができなくなってしまいます。そこで工場の寮は、実際にどのような環境にあるのでしょうか。セキュリティや防音面、部屋の種類、女性の利用が可能か否かなど、いろいろな角度から見ていくことにします。

大企業の工場はセキュリティ対策万全の寮が多い

工場の寮に入る場合、セキュリティがしっかりしているか、気になる人も多いのではないでしょうか。馴染みのない場所で、一人暮らしするわけですから、防犯対策が万全な寮に入りたいと考えるでしょう。工場の寮のセキュリティですが、勤務先やどのような種類の建物かによって違いがあります。中小企業の工場の場合、寮にあまりお金をかけられない会社があります。そのため防犯カメラなど最低限の対策しかしていないところも少なくありません。またアパートを寮にしている場合も、不十分な場合があります。
  
しかし大企業の工場では、セキュリティのしっかりした寮が多いです。トヨタの期間工で働く人が入寮できるアリビオ聖心は、その代表格と言えるでしょう。建物の入り口はオートロックとなっており、社員証がないと入ることはできません。そのため外部から不審者が入ってくることはまずないでしょう。また建物内の廊下や階段には、人感センサーがついており、万全の防犯対策を敷いています。

女性寮は清潔感があり、一人一部屋が基本

工場の仕事というと男性の職場というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。しかし工場で働いている女性も少なくありません。化粧品の製造ラインやピッキング業務を行っている工場では、男性より女性のほうが多いくらいです。そのようなことから、女性が工場の寮へ入る場合もあります。ただ男性社員と同じ寮に入るのに抵抗を感じてしまう女性もいるでしょう。
  
工場の寮に入るのであれば、女性だけのところのほうが安心です。そこで女性だけのところは存在するのか、気になるところです。工場勤務をする女性も少なくないことから、女性だけの工場の寮も存在します。寮のタイプは社員寮とマンション借り上げタイプがありますが、女性だけの工場の寮は、後者のタイプになります。オートロック式が原則で、建物の内装や外装は清潔感があるのが特徴です。また女性の場合、基本的に一人一部屋となっており、複数の人と一緒に住むことはまずありません。

  
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外出時は常に部屋の鍵をかけるのが一番の窃盗対策

工場の寮では、外部の人間に注意するだけが防犯対策ではありません。同じ寮で生活している従業員に対しても、注意をしなければなりません。特に期間工で働いている人が入っている寮では、盗難事件が多いので、気を付ける必要があるでしょう。工場の寮へ入った場合、どのような盗難対策をすればいいのでしょうか。まず自分の部屋へ入れないように鍵をかけておくことです。
  
仕事へ行く時だけではありません。トイレに行くなど少しの時間、部屋から出る時も当てはまります。従業員の中には常に他の人の物を盗もうと企んでいる人がいないとも限りません。数分間、部屋を空けただけで窃盗にあってしまうこともあります。また部屋から出る際、必要以上に現金を持たないほうが良いでしょう。多額の現金を持っているところを見られてしまうと、盗みのターゲットにされてしまう可能性があるからです。それからお風呂へ入る時、貴重品などをロッカーに鍵をかけて保管しておきましょう。お風呂の更衣室で盗みを働く人もいるからです。

  
寮での盗難が心配な時の盗難防止対策とは?
  

留守の場合でも、寮務員の人が郵便物などを代わりに受け取ってくれるので安心

工場の寮へ入る場合、宅配便や郵便物の受け取り方法について気になる人もいるでしょう。実家から食べ物や荷物を送ってもらうことも少なくありません。また恋人や友人、知人から郵便物が送られてくる場合もあります。このような時のために、宅配便や郵便物の受け取り方を知っておきたい人が多いのです。マンション借り上げ型の工場の寮では、一部屋ごとの郵便受けがついています。
  
そのため郵便物は郵便受けから取り出して受け取ることになります。社員寮型の場合、設置されている郵便物受け取り用ボックスを利用します。一人一人専用のボックスがあるので、受け取りに困ることはありません。宅配便の受け取りは、工場の寮にいる場合、自分で行います。これに対して仕事などで寮にいない時は、寮務員の人が代わりに受け取ってくれる場合が多いです。そのため自分が留守にしている間、宅配便が届いても問題ありません。工場の寮での宅配便や郵便物の受け取りは、自宅で生活している時とそれほど変わらないです。

  
寮の宅配物や郵便物の受け取り方とは?
  

防音対策にこだわりがあるならマンション借り上げ型がおすすめ

工場の寮で生活していると、まわりの音が気になる人も少なくありません。どの程度、防音対策がされているのか知りたい人も多いのではないでしょうか。社員寮型の工場の寮は、ある程度、防音対策がされています。普段の生活の中、となりの部屋から音が聞こえてくることは、基本的にありません。また建物の外から聞こえてくる音の対策も施されています。そのため電車や車が通過した時の音も、それほど気になりません。しかし廊下など建物の共用部分は、防音対策が行き届いていない場合も多いです。
  
特に築年数が長い工場の寮の場合、人が廊下を通過する際の音が、部屋まで聞こえてしまうでしょう。一方マンション借り上げ型の場合、基本的に建物の構造がしっかりしているので、防音対策はバッチリです。部屋内では、まわりの音が聞こえることがほとんどないので、落ち着いた気分で過ごせます。工場の寮の防音対策にこだわりがある人は、マンション借り上げ型を選ぶといいでしょう。

  
寮内で快適な生活を送るために!知っておきたい防音対策の方法とは
  

相部屋の可能性はほとんどないので問題なし

工場の寮へ入った場合、一人部屋で生活したいと考えている人もいるのではないでしょうか。一人部屋であれば、ゆっくりくつろぐことができます。また自分だけのプライベートの時間を満喫することも可能です。そこで工場の寮で生活する場合、相部屋になってしまう可能性があるのか気になるところです。相部屋の場合、自分のルームメイトに気を使いながら生活しなければなりません。
  
そのためくつろいだり、自分だけの自由時間を楽しんだりすることが難しくなってしまいます。できれば相部屋は勘弁してほしい。工場の寮へ入ろうとしている人の中には、そのような思いを抱いている人もいることでしょう。工場の寮は、一人部屋が基本となっており、相部屋になる可能性はほとんどないと言ってもいいでしょう。ただトイレやお風呂は他の人と共同で使用するところが多いです。そのため何から何まで、自分だけで自由に使用できるわけではありません。ですが自分一人で過ごせる部屋があるので、生活上特に問題はないでしょう。

  
寮は相部屋であることもあり得る?相部屋だった場合の注意点とは?
  

環境はある程度納得できるが、盗難に注意して生活する必要あり

工場の寮は、一人部屋が基本なので、自宅とほぼ同じような形で生活することができます。工場では女性も働いているので、女性のみの工場の寮も存在し、男性が利用する寮より清潔なのが特徴です。建物内の防音対策もしっかりしているところも多いので、部屋内で不快に感じることもあまりありません。
  
セキュリティ面では、不十分な工場の寮もありますが、大企業の工場の寮は、しっかりしたところが多いです。ただ従業員の盗難事件が少なくありません。そのため毎日、盗難に注意しながら生活する必要があるのが難点です。しかしこれらを総合してみてみると工場の寮は、人が生活するにおいて、ある程度納得できる環境だと言えるでしょう。

  
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